Amazon Originalドラマ『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』吉川愛インタビュー「妖怪のイジーは可愛らしいツンデレの子」

ガジェット通信 / 2024年3月22日 10時0分

Prime Videoは、Amazon Originalドラマ『僕の愛しい妖怪ガールフレンド』が3月22日（金）より世界独占配信となります。

本作は恋人が欲しくて仕方ないゲームオタクの大学生・ハチと、500年越しの復讐の使命を背負った美しい妖怪の女の子・イジーが出会い、なし崩し的に「男女の契り」を交わしたことから始まります。

男性と肉体的な関係を持つことでしか生き延びるためのエネルギーを得られない妖怪のイジーと彼女に強く迫られ関係を持ってしまった主人公・ハチ。ある人間一族への復讐を果たすために殺人も厭わないイジーに対して、ハチはなんとか穏便に問題を解決しようと奮闘します。バトルアクションあり、ミステリーありの、ユニークな妖怪ラブコメディ。イジー役の吉川愛さんにお話を伺いました！

――本作はとても個性的なラブコメディとなっていますね。吉川さんはこの企画やストーリーを聞いた時、どの様な第一印象でしたか？

台本を読ませていただいた時、どんな内容なのか想像が出来ませんでした。まず人間界に妖怪が現れるということが、現実ではあり得ないことなので、どういう感じでお芝居をすれば良いのか想像がつかなかったんです。クランクインして、衣装を着て、メイクをして、全部揃った状態でようやくイメージが湧いてきたというか。撮影を進めながら理解していくという感じだったので、そこは難しかったです。妖怪の世界独特の用語も多いですし、国の名前、地域の名前、覚えることがたくさんありました。

――これまで妖怪作品はご覧になっていましたか？

私が1番好きなアニメが、「妖狐×僕SS」という妖怪が出てくるお話なんです。なので、似たような雰囲気というか、妖怪が出てくるお話に携わることが出来てすごく嬉しかったです。「妖狐×僕SS」も、本作もキャラクターがとても魅力的なんですよね。

――アクションシーンもとてもカッコ良かったです！

ありがとうございます。今までスポーツを経験してこなかった人間だったので…（笑）。まずは動ける体づくりからと思って、家で柔軟をすることから始めました。アクションも未経験だったので、基礎から練習をさせていただいて。普通の時代劇とは違う、独特の刀の使い方もあったので、基本を教えていただいてから崩す、という練習方法でした。

――手足が長い吉川さんだからこその華麗な動きでした。またアクションに挑戦してみたいと思いますか？

今回で体の動かし方を学べたと思うので、この作品に関わる前の何も知らない頃よりは、アクションのことを少しは知れたのかなと思っています。またお話をいただけるのであれば頑張りたいです。

――ぜひまた拝見したいです！イジーというキャラクターにはどの様な魅力を感じましたか？

イジーは結構トゲトゲしていて、どちらかというとカッコいいタイプの女の子なのですが、可愛らしいツンデレな部分もあって。初めてコーラを飲んでビックリするところも可愛いですし、他にもハチに影響されてどんどん新しいことにチャレンジしている姿が良いなって思います。

ヴィジュアル面では、どこまで狐に寄せたらいいのか？と、メイクや髪型について色々と考えました。赤いアイラインもどこまで引こうかとバランスを見ながら。衣装も本当にカッコ良くて、ウキウキしながら着ていました。でもアクションをする時は肩あてに攻撃されたり、夏は暑くて冬は寒い素材だったので体温調節に苦労することもあったり。カッコ良い衣装の裏には我慢があるんだな…と。

――三木孝浩監督は、他の作品を拝見していても、人への視線が優しい方だなあという印象があります。監督からの演出はいかがでしたか？

監督が頭の中に思い描いているものがきちんとあって。キャラクターの良さだったり、強さだったり弱さだったりを鮮明に映してくださる方でした。例えば、不意に監督からの指示とと違う行動をしてしまったとしても、「逆にそっちの方が嘘がないから、今のままでいいよ」って言ってくださるような監督なんです。嘘のない演技が出来る、演じている側を尊重してお芝居をさせてくださるので、素敵だなと思いました。

――共演の佐野勇斗さんとは同世代だと思いますが、ご一緒されていかがでしたか？仲良くなった共演者の方はいらっしゃいますか？

色々考えてしまうのですぐには打ち解けられず、始めはうまく距離感が掴めないタイプなのですが、佐野さんを始め、他の共演者の皆さんとも仲良くなれてうれしかったです。アントニーさんとも色々お話させてもらったのですが、普段芸人さんと関わる機会が無いので楽しかったですし、お兄ちゃんのようにとても優しくしてくださいました。佐野さんと、アントニーさんと、私の3人が話したがりなので、どんどん会話も広がって楽しい現場でした。

――まさに、そんな素敵な現場の雰囲気、温かさが出ている作品だと思います。今日は楽しいお話をありがとうございました！