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[プリンスリーグ東海]「やるべきことをやれば負けない」10人でも動じなかった清水桜が丘が逆転首位キープ!!

ゲキサカ / 2014年8月31日 9時32分

[プリンスリーグ東海]「やるべきことをやれば負けない」10人でも動じなかった清水桜が丘が逆転首位キープ!!

[8.30 高円宮杯プリンスリーグ東海第10節 清水桜が丘高 2-1 中京大中京高 草薙球]

 高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 プリンスリーグ東海は30日、第10節を行い、6勝2分1敗で首位の清水桜が丘高(静岡)と6位・中京大中京高(愛知)が激突。清水桜が丘が退場者を出した前半に先制されながらも、MF大石竜平主将(3年)とMF金山晃典(3年)のゴールによって2-1で逆転勝ちした。

「クリア一本に対しても動き出しているし、一人でも打開できる力がある。力というのは技術的な部分でなくて、精神的な部分で、相手が一人いようが、二人いようが、そういうところで『自分が何とかしてやろう』と思っているのが桜が丘の選手。メンタルの強さを非常に感じましたね。逆にウチは全体的に『誰かがやってくれる』と他人任せになっているから、後手後手になってしまう」。名古屋グランパスで活躍した“ミスターグランパス”、中京大中京の岡山哲也監督は試合後にそう語り、清水桜が丘の強さを認めた。清水桜が丘は前半36分にFW小原羽矢駄(3年)の突破をPAでファウルで止めたGK遠藤凱也(3年)が一発退場。約55分間を10人で戦いながらも、数的不利を感じさせないような攻守で首位を守った。

 試合は立ち上がりから中京がボールを握る展開。CB斉木海人(3年)やMF重松勇樹(2年)らが少ないタッチでボールを動かしてサイド攻撃を仕掛けていく。9分には敵陣中央でこぼれ球を拾ったMF大城佑斗(3年)からのパスでMF市川兼伍主将(3年)が前線へ飛び出し、9分にはカウンターから左サイドへ展開すると、小原のスルーパスで抜け出した大城がGKと1対1となった。さらに20分にはスルーパスからPAで粘った小原が決定的な右足シュートを放つ。

 だがこのシュートをGK遠藤に足で止められるなど決められなかった中京に対し、清水桜が丘は12分に右サイドを一人で切り裂いた大石が決定的なクロス。13分には中盤でインターセプトした大石が抜群のスピードでDF間を突破し、単騎でPAまで持ち込む。そして、22分、23分には不利な体勢から強引にDFの前へ身体をねじ込んで突破するなど、前線で躍動するFW信末悠汰(3年)が単独突破からシュート。ボールは相手に支配されていたものの、手数をかけずに右の大石と左の金山の両ワイドや信末の突破力を活用して攻め返した。

 スコアが動いたのは前半36分だった。中京は左サイドを抜け出した小原がPA中央まで持ち込むと、GK遠藤の伸ばした手が足にかかり、PK獲得。遠藤にレッドカードが提示されてGK池田海人(3年)を緊急投入した清水桜が丘に対し、中京大中京はPKをMF富田光(3年)が右足で右隅へ沈める。先制した中京はその後も、重松と市川を起点としたパスワークで攻めると、前半途中から投入された右SB西村拳心(3年)のオーバーラップや富田の個人技も交えてシュートシーンをつくり出す。

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