[選手権予選]米子北が鳥取県予選初の5連覇達成!
ゲキサカ / 2014年11月9日 6時14分
[11.8 全国高校選手権鳥取県予選決勝 米子北高 2-0 米子東高 とりぎんバードスタジアム]
第93回全国高校サッカー選手権鳥取県予選決勝が8日に行われ、米子北高が2-0で米子東高に勝利。5年連続10回目の全国大会出場を決めた。
県史上初の5年連続出場。それでも勝利の瞬間、米子北はピッチ上の選手たちも、城市徳之監督をはじめとするベンチの面々も、派手に喜ぶことはなかった。7年連続で出場したインターハイに続き、今予選も絶対の本命とみられていただけに、順当な結果に、チームは歓喜よりもむしろ、安堵に包まれていた。
とはいえ、城市監督が試合後に「厳しい戦いになると思っていた」と振り返ったように、前半は米子東の粘り強い守備が光った。昨年11月の新人戦決勝、今年5月の全国高校総体予選決勝でも対戦し、ともに敗れたものの、前半は0-0で終えている米子東は、この日もキャプテンのDF尾沢大地(3年)を軸に、開始直後からの劣勢を懸命に耐える。25分に米子北MF山崎敏也(3年)のセンタリングから、キャプテンのMF君垣隆義(3年)がダイビングヘッドで狙った決定機は、GK大森寛和(3年)がファインセーブで防いだ。
猛攻をしのいだ米子東は32分、この日最大の決定機を迎える。前線で相手と競り合ったMF亀山大樹(2年)が、約25メートルのミドルシュート。ドライブがかかったボールはゴールマウスを捉えたが、米子北GK中原創太(1年)がパンチングで逃れ、こぼれ球もクロスバーに当たって決まらなかった。
その後、前半終了間際には米子北が、CKのこぼれ球をつなぎ、最後はFW定本佳樹(3年)が至近距離から狙ったものの、シュートは左ポストに当たって外れ、直後に前半が終了。過去2回の対戦と同じく、0-0で後半へと折り返した。
迎えた後半、米子東は立ち上がりにチャンスを作る。開始30秒、こぼれ球を拾ったMF山本涼太(2年)が左サイドをドリブルで破ってシュート。これは米子北GK中原に防がれたものの、この試合初めてのCKを得た。山本が蹴るリスタートのキックに、尾沢やMF岩部昂樹(2年)が合わせるのは、米子東の得点パターン。山本涼太の父、山本康彦監督も「セットプレーで何とか取りたかった」と振り返った場面だったが、これは米子北の堅い守りに防がれる。
そして、直後の2分に米子北が均衡を破った。山崎のスルーパスから、オフサイドぎりぎりで抜け出した定本が左サイドを突破。いったん防がれたが波状攻撃を仕掛けると、最後はゴール前のこぼれ球に山﨑が詰めてシュート。これがGKと左ポストに当たり、米子東守備陣がクリアし切れなかったボールを、詰めていたMF松本浩輝(3年)が押し込んだ。
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