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[船橋招待]先輩の磐田MFやカゼミーロのように。静岡学園の中盤で堅実なプレー続けるMF堀川隼が先制ゴール

ゲキサカ / 2024年4月2日 23時6分

前半5分、静岡学園高MF堀川隼(新3年=VIVO FC出身)が先制ゴール

[3.31 船橋招待U-18大会 東京Vユース 1-2 静岡学園高 グラスポ]

 先輩MF鹿沼直生(現磐田)のような選手になることを期待されているボランチだ。静岡学園高(静岡)MF堀川隼(新3年=VIVO FC出身)は、1月の県高校新人初戦で負傷して離脱。その後、新人戦では1試合も出場することができなかった。「(ボランチにはU-16日本代表の)山縣(優翔)とか県選抜入ってる天野(太陽)もいたし、乾(皓洋)とかも良かったんで、 ちょっと焦りはありました」と振り返るが、復帰とともに貢献度の高い動きを続けている。

 この日、静岡学園は東京Vユースの強度と技術力の高さに苦戦。その中で、「(強みの一番は)守備の部分」という堀川は、ダブルボランチを組んだMF金野類(新3年)とともに切り替えの速さや強度など守備面で貢献していた印象だ。「いつも以上はできなかったですけど、この強度の中でできたのが良かったかなと思います」と振り返る。
 
 また、前半5分にはMF池田双葉(新3年)の仕掛けのこぼれ球に左中間で反応。ロングキックも特長の堀川は、正確な右足シュートをファーサイドのゴールネットに沈めた。前日の柏U-18戦の決勝点に続く貴重なゴール。「去年からシュート練習とかはしてたんで、あの角度は得意。意識的にゴール前入っていくとか、1点の重みとかがずっと言われてるんで、その辺は意識できたかなと思います」と頷いていた。

 川口修監督は堀川の復帰によって「チームが安定した」と説明。また、攻守に堅実なプレーを続けるボランチについて、「いると良さが分かる。鹿沼(直生)みたいに」気の利く存在、チームの質を高める存在になることを期待した。現在、磐田でプレーする鹿沼は、高校2年時の選手権予選まで登録外。そこからアピールし、同年度の選手権3試合にボランチとして先発し、ボール奪取力や攻守の安定感でチームに落ち着きをもたらして8強入りに貢献した。専修大を経て、J3の相模原からJ1プレーヤーにまで這い上がっている。
  
 堀川は鹿沼や目標のMFカゼミロ(マンチェスター・ユナイテッ)のような選手へ進化するか。「自分の持ち味の守備を出してチームに貢献したり、あとは得点でもチームに貢献していきたい」。昨年、2年生ながらCチームのキャプテンを務めていたように、「引っ張るのはそんな苦手じゃない」。VIVO FC時代は兵庫県選抜にも選出。177cm、72kgのボランチは、高校2年時に成長させた声やメンタル面の強さも武器に静岡学園を支え、勝利に貢献する。

(取材・文 吉田太郎)
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