[プレミアリーグ参入戦]先制許しても余裕は失わず。前橋育英が4得点で立正大淞南下し、悲願まであと1勝

ゲキサカ / 2014年12月15日 10時15分

[プレミアリーグ参入戦]先制許しても余裕は失わず。前橋育英が4得点で立正大淞南下し、悲願まであと1勝

[12.14 高円宮杯プレミアリーグ参入戦1回戦 立正大淞南高 2-4 前橋育英高 広島皆実高G]

 降雪の影響で1日順延された高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 プレミアリーグ参入戦1回戦。立正大淞南高(中国1位、島根)と前橋育英高(関東3位、群馬)の対戦は、降雪の影響が残るエディオンスタジアムから、広島皆実高校の人工芝グラウンドに会場を移して行われた。

 序盤に“らしさ”を出したのは、立正大淞南だった。淞南はスタメン11人中6名が180㎝以上という大型チーム。中島隆司、中浜諄の2トップを活かしたパワフルな攻めを見せる。

 23分に先制点を挙げたのは立正大淞南だった。は右スローインからのリターンを受けたDF竹中颯生が折り返し、中島がヘッドを合わせる。場内がどよめくような強烈なキックとヘッドから、一気に前橋育英ゴールを陥れた。

 しかし、前橋育英は慌てなかった。「前半の前半は来るけど、後から疲れる」(渡邊凌磨)と、相手の勢いを見切っていた。余裕を失わずに落ち着いてパスをつなげば、いつかチャンスは来る――。そういう確信があったのだろう。

 28分の同点弾は、前橋育英“らしい”攻めだった。右MFの坂元達裕が中に当てて、渡邊凌、青柳燎汰が1タッチで動かす。最後は坂元が走り込んで、1対1から仕留めた。

 近い距離感でテンポよくボールを動かし、流動的に動いて崩す――。「俺が中に行ったら、(関戸)裕希が外に行く。流動的に動けばマークもずれるし、ボールがポンポン中で回る」(渡邊凌)という前橋育英の強みを出した攻めで、すかさず同点に追いついた。

 前橋育英は後半も8分に坂元、20分に青柳、26分に渡辺星夢のゴールで畳み掛け、一気に勝利へ近づく。立正大淞南も後半アディショナルタイムに井上直輝が右クロスにオーバーヘッドでスーパーゴールを決め、一矢を報いた。しかし、試合は直後にタイムアップを迎え、前橋育英が4-2で島根の難敵を下している。

 昨年の前橋育英は関東1位でプレミア参入戦に臨んだものの、藤枝東高にPK戦で敗れて1回戦敗退を喫している。鈴木徳真、渡邊凌磨とU-17の世界大会で活躍した人材を擁し、選手権でも優勝候補の一角に数えられる前橋育英だが、そんな彼らにとってもプレミア昇格は悲願と言っていい。昨年は越えられなかった1回戦の壁を越え、明日はプレミア昇格を懸けて履正社高(関西1位、大阪)と対戦する。

[写真]青柳のゴールを喜ぶ前橋育英イレブン

(取材・文 大島和人)▼関連リンク
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