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[船橋招待]新生・東福岡が前橋育英に1-0で勝利。より強度を高め、相手を圧倒して再び上へ

ゲキサカ / 2024年4月6日 8時56分

東福岡高(赤)が前橋育英高とのプレミアリーグ勢対決で勝利

[3.30 船橋招待U-18大会 前橋育英高 0-1 東福岡高 タカスポ]

 30日、第29回船橋招待U-18サッカー大会2日目が千葉県内で行われ、前橋育英高(群馬)と東福岡高(福岡)とのプレミアリーグ勢対決は東福岡が1-0で勝った。

 平岡道浩新監督の下で新たなスタートを切った東福岡が、自信となる一勝だ。昨年からの主力が多く残る前橋育英にボールを保持される時間が増えていたものの、ダイナミックな攻め上がりが印象的な182cm左SB佐野遥斗(新2年)や鋭い動きを見せる左FW神渡寿一(新3年)とMF司城大輝(新2年)が係る攻撃などで対抗。伝統的にオープン攻撃を特長とする東福岡だが、新指揮官が「中にどんどん、どんどん差していきたい。中の人数をちょっと多くしたいっていうのはあります」というように、中央からの攻撃にもチャレンジしていた。

 だが、主導権を握っていたのは前橋育英の方。東福岡は相手MF石井陽主将(新3年)とMF平良晟也(新2年)のダブルボランチやU-17日本高校選抜CB山田佳(新3年)にボールを奪われ、右SB青木蓮人(新3年)のクロスやFW四方田泰我(新2年)のシュートにまで持ち込まれていた。また、キレのあるドリブルでサイドを2度3度と攻略してくるMF白井誠也(新2年)に決定機を作られるシーンも。だが、190cmGK後藤洸太(新3年)を中心にゴール前で我慢強く守り、クロスバーに救われるなど無失点を継続する。

 また、前橋育英のミスを逃さずに攻撃に結びつけると、FW山口倫生(新2年)を起点とした仕掛けなどからゴールを目指す。そして後半13分、敵陣右中間でFKを獲得。これをMF稗田幹男(新3年)が左足で狙うと、鮮やかな放物線を描いた一撃がゴール右上隅に決まり、東福岡が先制した。

 この後、前橋育英がギアを上げて反撃。東福岡は、U-17日本高校選抜FWオノノジュ慶吏(新3年)に決定的なシュートを打たれるなどピンチが続いた。だが、サイドの攻防で好守を見せていた右SB柴田陽仁主将(新3年)が、「ほんとに、最後とか特にキツかったですけど、そこを全員で守りきるっていう、チームの中でそこは通用した部分もあったし、全員で勝ったっていうことで、チームのメンタリティーが強くなったと思います」と頷いたように、CB大坪聖央(新3年)やCB山禄涼平(新3年)を中心に最後まで集中してゴールを守り抜いた。

 東福岡は昨年まで2年連続で選手権予選敗退。全国大会でも8強を前に敗れるケースが続いている。選手権優勝3回の名門は、再び全国上位、日本一まで勝ち上がることが目標だ。平岡監督は強度の部分を近年の課題に挙げ、「もっともっと強い強度にしていきたいです」と語る。

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