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[大学選手権]福岡大に粘り勝ち、びわこ成蹊スポーツ大が初のベスト4進出

ゲキサカ / 2014年12月17日 3時53分

[大学選手権]福岡大に粘り勝ち、びわこ成蹊スポーツ大が初のベスト4進出

[12.16 大学選手権準々決勝 福岡大1-1(PK5-6)びわこ成蹊 町田市立]

 第63回全日本大学サッカー選手権大会準々決勝が16日に各地で行われ、町田市立陸上競技場では、福岡大(九州2)とびわこ成蹊スポーツ大(関西2)が対戦した。1点ずつを奪い合って迎えた延長戦にスコアは動かず、PK戦へと突入する。迎えたPK戦でも死闘が繰り広げられるが、びわこ成蹊が6-5の勝利を収めて初のベスト4進出を決めた。18日に行われる準決勝で流通経済大と対戦する。

 序盤からゴールを脅かしたのは福岡大だった。前半5分にCKの流れからDF大武峻(4年=筑陽学園高)、同6分にMF川上竜(2年=福岡U-18)がシュートを放ったがともに相手にブロックされてしまう。さらに同9分には右からのクロスをFW薗田卓馬(3年=鹿児島城西高)がドンピシャのタイミングでヘッドで合わせるが、シュートはクロスバーを叩いた。

 すると、福岡大の攻撃をしのいだびわこ成蹊が先制点を奪取する。前半14分、DF中村謙吾(4年=立正大淞南高)のスルーパスに反応したMF熊田克斗が狙ったシュートはGK永石拓海(1年=高川学園高)にセーブされるが、その流れからもう一度チャンスを作り、FW久保賢悟(3年=G大阪ユース)が送ったグラウンダーのクロスをMF田路大樹(2年=立正大淞南高)が蹴り込んだ。

 ここから福岡大が猛攻をかけるが、前半31分に薗田が放ったシュートは相手のブロックに遭い、同41分に川上のFKを大武がつないだボールをMF木本恭生(3年=静岡学園高)がヘディングで狙うもGK宮崎正明(2年=社高)に阻まれて同点ゴールは生まれない。

 1-0とびわこ成蹊がリードを保って迎えた後半も、福岡大が主導権を握って試合を進めるが、後半7分にFKの流れから大武がネットを揺らしたシュートはオフサイドの判定に取り消されてしまう。ここで、福岡大ベンチが動いた。同12分、FW山崎凌吾(4年=玉野光南高)とFW中野圭一朗(3年=岡山芳泉高)を同時投入して、攻勢を強めようと試みる。

 びわこ成蹊大は2CBの中村とDF宮大樹(1年=清明学院高)を中心に集中した守備を見せ、ボランチのMF三橋拓也(4年=県立西宮高)とMF嘉茂良悟(2年=藤枝明誠高)も激しく相手選手に体を寄せて福岡大から自由を奪う。そして後半26分のMF田村友(4年=九州国際大付高)のヘッドを守護神の宮崎が防ぎ、同27分に川上のクロスから田村に放たれたヘディングシュートはクロスバーに助けられ、そのこぼれ球に飛び込んだ山崎のシュートには再び宮崎が反応してゴールを許さない。

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