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和泉・長谷川・端山に聞く、大学進学のメリットや大学サッカーの難しさ

ゲキサカ / 2015年7月2日 7時30分

和泉・長谷川・端山に聞く、大学進学のメリットや大学サッカーの難しさ

 第28回ユニバーシアード競技大会・光州大会は2日に初戦を迎え、ユニバーシアード日本代表はイラン代表と対戦する。金メダルを目指す同代表のMF和泉竜司(明治大4年=市立船橋高)、MF長谷川竜也(順天堂大4年=静岡学園高)、MF端山豪(慶應義塾大4年=東京Vユース)の3選手に「大学サッカー」について、多くを語ってもらった。

 高体連とユースクラブとそれぞれの違いはあれど、高校時代から注目を集めてきた3人。年代別代表にも選ばれてきた彼らが大学サッカーを通じて感じてきたこととは何か。学生としての4年間を経て、来季からはプロ生活が待っている彼らが現役の高校生へ向けて、大学サッカーの難しさやメリットについて話してくれた。

―最近では高卒でプロへ行かずに大学進学をする選手も増えています。大学サッカーに向いている選手とはどのように考えますか?
長谷川:高校サッカーからフィジカルが問題でプロになれない選手は多いと思うんですけど、そういった選手は大学サッカーはフィジカルが強いので、大学に来た方が4年間かけて、身体を大きくする期間もあると思います。なおかつ、高校よりも速いスピードやフィジカルのなかでできるので、プロよりはレベルは低いですけど、プロへ行くまでの準備期間としては最適。大学生活は人として成長する期間でもあるし、特にフィジカルが強くない選手の方が大学での伸びしろはあるのかなと思います。

端山:僕が思うに4年間というのは、すごく長い期間になる。高卒でプロにいった奴が4年間プロでやったあとに、自分たちは大学を卒業して、そいつらと競争しないといけない。だから大学4年間はすごく重要で、すごくよく考えて4年間は過ごさないといけない。自分に足りないものだったり、何を身につけたいかを具体的に考えて、長いスパンで考えながら4年間を過ごせる人は、自分に足りない部分を大学の4年間で計画的に身につけていけると思うし、いいところを伸ばす時間も十分にある。そこまで考えて行動できる人は、大学4年間ですごく有意義に過ごせるんじゃないかなと思います。

和泉:豪も言っていましたけど、4年間は長いので。やっぱり常に向上心を持っていないといけないと思います。結構、大学は時間があって、いってしまえば遊べるし、それをどうサッカーのために費やすか。オフはいいとしても、そこで遊んでしまわずに、やるときはやるとか、自分の意志を持たないと厳しい。どこにいきたいのか、自分の目標をしっかり見据えて、そのために努力できる人が上にいけると思うし。そういう人は大学サッカーにいけば、高卒でプロにいった人よりも、4年後に良くなっているということもあると思う。大学サッカーは本当に自分次第かなと思う。

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