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なでしこが陥った“罠” 序盤の連続失点を生んだ慢心と読み違い

ゲキサカ / 2015年7月7日 9時57分

 読み切れなかったのは準備も含めた力不足。選手だけでなく、監督も含めた明らかな差が出た。その後は、引くセンターバックに、焦るサイドバック。前半5分、スペースを使われたところで、ファウルを犯し、FKを決められた。この2失点で勝負はついた。DF岩清水梓は「相手が思ったより勢いがあって……」と涙ながらに絞り出したが、試合序盤の衝撃は日本をひるませるに十分だった。

 今後の課題は、世代交代ということになるだろう。15年夏の段階では今のメンバーが日本のベストであり、これを脅かす若手はいなかった。やみくもに若手を入れれば良いというわけではない。それでも、この日、抜群のセンスでチームを安定させたMF澤穂希は国際大会で90分間のプレーを連戦でこなせるだけの状態にはなかった。アジアから2か国しか出場できないリオ五輪への道は相当厳しい。さらなる若手の奮起が望まれる。

(取材・文 了戒美子)
●女子W杯2015特集

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