ジルの退場に異議を唱えるベンゲル監督「2枚目は不運だった」

　UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は16日、第1節2日目を行った。F組のアーセナル(イングランド)は敵地でディナモ・ザグレブ(クロアチア)と対戦すると、1-2で敗れた。試合後、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督のコメントを英『スカイスポーツ』が報じている。

　指揮官は前半40分に2枚目の警告を受けて退場したFWオリビエ・ジルの判定に不満を唱えている。前半23分に警告を受けていたジルだったが、同40分にはDFイボ・ピントへ高く足を上げてファウルしたとして、2枚目の警告を受けると退場していた。

　試合後、ベンゲル監督は「最初のイエローカードはジルの責任だ。彼はファウルはなかったとしても抗議していた。その後は審判へ抗議をせずにいる必要があった。2枚目については不運だったと思う。私はあの判定を理解することはできない」とコメント。

「私は彼が相手を見て、足を振り上げたとは思わない。全くの偶然だった。あの瞬間はアクシデントであって、2枚目の警告に値するわけではない」と主張した。

　前半40分にジルを欠いたアーセナルは数的不利に追い込まれると、1-2の敗戦。試合全体を振り返った指揮官は「我々はポゼッションで上回り、早い時間帯で多くのチャンスをつくっていたが難しかった。今夜の私たちは少し不運だった」と肩を落とした。

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