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[選手権予選]激戦区・千葉の主役へ!3年ぶりV狙う八千代が渋谷幕張との強豪対決制す!!

ゲキサカ / 2015年10月12日 7時15分

[選手権予選]激戦区・千葉の主役へ!3年ぶりV狙う八千代が渋谷幕張との強豪対決制す!!

[10.11 全国高校選手権千葉県予選決勝T1回戦 八千代高 1-0 渋谷幕張高 八千代松陰高G]

 第94回全国高校サッカー選手権千葉県予選は10日から30校による決勝トーナメントへ突入。11日には1回戦6試合が行われ、関東大会予選優勝の八千代高と渋谷幕張高との強豪対決は、MF鉛山敬之(3年)の決勝ゴールによって八千代が1-0で勝利した。八千代は10月25日の2回戦で、我孫子高対東京学館高戦(12日)の勝者と対戦する。

 3年ぶり10回目となる全国大会出場、そして日本一を狙う名門・八千代が難敵との初戦を突破した。CB長野周主将(3年)を左膝の負傷で欠く八千代だが、ボランチから最終ラインに入った森田紘輔(3年)と宮川滉平(3年)の両CB中心にスピードなどそれぞ個性を持つ4バックが守備の柱不在の不安を感じさせない守り。アレサンドロ・ソウザ(3年)と小山敬晴(3年)を中心に5バックで守りを固める渋谷幕張を序盤から攻め立てた。GK、最終ラインからスピードあるショートパスを繋いで攻める八千代は、相手のクロスの対応に難があるという分析から前半は比較的早い段階でクロスを選択。9分には左サイドを破った鉛山のクロスを10番MF積田隼輔(3年)が頭で合わせたほか、18分にはショートコンビネーションで中央を打開してFW西村諒太(3年)のラストパスで抜けだしたFW佐藤史将(3年)が決定的な左足シュートを打ち込む。

 だが、GK赤塚アロンソ(3年)のファインセーブに阻まれたほか、クロスも渋谷幕張DF陣にしぶとくゴール前でクリアされるなど得点に結びつけることができない。左右、中央からアタックを繰り返すなど主導権を握っていた八千代だが、渋谷幕張は左サイドで前への強い意欲を表現していたMF駒形俊太郎(3年)がドリブル突破からのクロスやラストパス、そしてFK獲得という面でも貢献。一発の怖さがあることを示していた。加えて渋谷幕張は0-0の後半開始からは1年生MFファビオ・アウグストを投入。がむしゃらに、また非常に迫力ある動きでDFに穴を開けかけるなど、八千代守備陣の脅威となった。後半立ち上がりはそのファビオ・アウグストを起点とした攻撃から渋谷幕張が攻勢に出たが、その流れを断ち切った八千代が9分に先制点を奪う。

 後半開始からFW林寛晃(3年)を投入して中央からの攻撃を増やした八千代は左CKを獲得。MF平野貫路(3年)が入れたボールのクリアにゴール正面右寄りの位置で反応した鉛山が、左足ダイレクトでゴール右隅へねじ込んだ。攻め続けてようやく奪い取った1点。苦しかった胸の内を表現するかのように八千代イレブン、応援席の控え選手たちは喜びを大爆発していた。渋谷幕張も12分にファビオ・アウグストのラストパスから1年生DF大村巧が右足を振りぬいたが、これは八千代のオレンジの壁が阻止。この後は逆に八千代が追加点を奪うチャンスを連発する。14分には左アーリークロスから積田がダイビングヘッド。PAを取る回数を増やして迎えた25分にはMF大藤明日真(3年)の右足シュートがゴールを捉えたがGK赤塚が横っ飛びではじき出した。

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