[選手権予選]履正社に雪辱を!夏の茨城王者・明秀日立が見据える初Vの先にある目標
ゲキサカ / 2015年10月29日 12時54分
[10.28 全国高校選手権茨城県予選3回戦 明秀日立高 7-0 勝田工高 ひたちなか市総合運動公園スポーツ広場]
第94回全国高校サッカー選手権茨城県予選は28日、3回戦8試合を行った。今夏の高校総体予選で優勝した明秀日立高は今大会初戦となった勝田工高戦を7-0で快勝。明秀日立は11月1日の準々決勝で鹿島高と戦う。
悲願の選手権予選初優勝、そして全国舞台での雪辱を誓う明秀日立が快勝発進した。「初戦だから、点差とかよりも勝ちきればいいかなと思って、まずは積極的に守備をしていこうと。勝ち急ぐと慌てるから、じっくり80分間で勝てればと思っていました」と萬場努監督。立ち上がりはMF桜井太一(3年)の左足ミドルなどで攻めるもやや硬さが見られ、またCB永原章伍主将(3年)やCB寺門慎吾(3年)中心に守る勝田工も簡単にはゴールを許さない。
だが、明秀日立は前半14分に決めたゴールからの連続得点によって、4年ぶりの県大会出場で16強まで勝ち上がってきた勝田工を突き放す。明秀日立は14分、自陣で得たFKからCB江本光(3年)が素早く左サイドへ展開すると、これを受けた左SB菅野佑哉(3年)が10番FW吉田知樹(3年)とのワンツーで一気にサイドを攻略する。そして上げられたクロスをFW本田光(3年)が技ありヘッドで逆サイドのゴールネットへ流し込んだ。
4本のパスであっという間にゴールを奪った明秀日立はさらに16分、左サイドを抜けだしたMF林大地(3年)の折り返しをMF伊藤駿介(3年)がスライディングシュートで押し込んで2-0。21分には右サイドで吉田とのワンツーを完結させた伊藤がスライディングでボールをコントロールすると、すかさず中央へラストパスを送る。これを林が右足ダイレクトでゴールへ突き刺して3点目。そして31分にはMF大野拓朗(2年)の展開から右サイドを突破した伊藤が豪快に右足シュートを叩き込んで4-0で前半を折り返した。
ハーフタイムに選手間でよく声の出ていた勝田工は後半、GK小泉巧麻(3年)が好セーブでチームを勇気づけると、カウンターからスピードあるドリブルでチャンレンジしたFW平野早人(3年)とFW大山蓮(3年)を中心に反撃。だがシュートシーンを作り出すことができない。逆に明秀日立は16分、中央の吉田が右前方へ出したラストパスに走りこんだ伊藤が右足で決めてハットトリック達成。24分には吉田が倒されて獲得したPKを林が右足で決めると、39分にも菅野の左FKをニアサイドの伊藤が1タッチでゴールへ沈めて7得点で快勝した。
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