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リオ五輪代表メンバー発表、手倉森監督会見要旨

ゲキサカ / 2016年7月1日 20時31分

――オーバーエイジが軸となるのか、それとも固定せずに競争していくのか。
「本当にコンディションを見極めないといけないなと思っています。このオーバーエイジの選手たちはもちろん、23歳以下の選手たちもJリーグで試合を重ねた先にリオに乗り込む。そのときのコンディションによりますね。もちろんオーバーエイジを採用して、彼らに来てもらったわけですから、彼らの軸という意識、責任感というのは十分に感じてもらわないといけない。ただ、やっぱりコンディションありきなので、そこをしっかりチームスタッフと話して、選手とコミュニケーションを取りながら。彼らが出続けるというよりも、チームが勝つことが重要だということをね、皆で理解しながらね、やっていければなと思います」

――メンバーに入らなかった選手は激しいサバイバルを戦った経験がどう生きると考えるか。
「今までただ呼んで、ただ評価して、選手たちを出し入れしたわけではない。手倉森ジャパンはものすごくコミュニケーションをとってきました。本当に自チームでもメンバーに絡まなかった選手たちが、今こうやって本大会を前にして、試合に絡めるようになってきている。選ばれなかった選手たちも、すでに試合に出ている選手たちもいます。それは本当にこのチームを結成してから、この世代が日本のサッカーの発展に関わらないといけないというものを、本当に意識してやってくれているからだと思っています。彼らはその思いを絶対に切らすことはない。逆に集まったときの彼らのまとまりというのは、「あいつが頑張っているなら俺もやらなきゃ」と絶対にそう思ってくれる世代でもあるなと思っていますから、今回選ばれた選手たちは将来に対してすべてではないと。外れた中にも、その可能性はたくさんあるということに対して、「託す側」になった人は間違いなく悔しさを糧にしなければいけない。そうなってくれることを期待します」

――対戦相手の特長を考えたメンバー選考なのか。
「もちろん、対戦国を見据えてのメンバー選考にもなりましたし、対戦国の環境も見据えたメンバー選考になった。ナイジェリアだからこのメンバー、コロンビアだからこのメンバー、スウェーデンだからということに対して、どこにでも対応し得るメンバー構成じゃないかなと。トータルで考えて決めました。これは事前にマナウスに行ってこれたのは大きかったなと思います」

――主将は遠藤航選手のままか。
「キャプテンは遠藤のままでいきます。遠藤(航)のままでリオへ渡ります(笑)」

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