[特別対談]世界に挑む者へ…梶山陽平×中島翔哉「ボールを持ったら“違い”を見せる」
ゲキサカ / 2016年7月25日 12時0分
新旧の10番だ。FC東京のチームメイトであるMF梶山陽平とMF中島翔哉。梶山は08年に北京で行われた世界大会で背番号10を託され、一方の中島は今夏リオデジャネイロで行われる世界大会でエースナンバーを背負うことになった。世界大会を経験した者から、この夏の世界大会に挑む者へ言葉を届ける――。
たまたま年上の代だった(梶山)
いろいろ報じてもらった(中島)
――中島選手がFC東京に加入した14年から2人はチームメイトになりました。
梶山「年が結構離れていることもあって(梶山が85年生まれ、中島が94年生まれ)、翔哉がFC東京に来るまではあまり知らなかったけれど、すごく良い選手が来たなとすぐに思った。サッカー観も似ている部分があって、一緒にプレーしたときにすごくやりやすさを感じたよ。僕はボールを出す側ですが、翔哉はボールを良い位置で受けようとポジションを取ってくれるし、技術があるので、出し手としてはボールを預けたい気持ちになります」
中島「移籍してきて最初の練習試合に一緒に出場しましたが、そのときにすごくやりやすいなと思いました。初めての試合だったのに、僕のほしいタイミングをすぐに分かってくれて、良いボールを通してくれるので楽しかったです」
梶山「翔哉は動き出しがはっきりしていて、どの位置でほしいかも分かりやすいから、一番ボールを出しやすいタイプ。ボールを受けた後もしっかり仕事をしてくれるので、パスを預ける方としても楽しさがあります」
中島「僕も梶山選手がボールを持ったとき、自分の動き出しが良ければ絶対にボールが出てくるという安心感があります。相手の逆を取るのもうまいし、味方がプレーしやすいパスを毎回くれますからね。感覚的なものはすごく大事なので、それが似ているというのは大きな武器だと思っています」
梶山「あと、翔哉はボールを蹴っていないときでも本当に楽しそう。フィジカルトレーニングのときも笑っているし(笑)、辛そうな顔をしているのを見たことがない。サッカーのためなら、すべてが楽しいという感覚なんだろうね」
中島「僕はサッカーが下手なので、思い通りのプレーができないと結構イライラしますよ(笑)。でも、本当にサッカーが好きだから、もっとうまくなって、もっとサッカーを楽しみたい気持ちを常に持っています」
――負傷離脱していた時期もあった中島選手ですが、U-23日本代表の国内ラストマッチとなるU-23南アフリカ戦で復帰すると、2ゴールを挙げる活躍を見せ、世界大会への切符を手に入れました。
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