[総体]ユース取材ライター陣が推薦する「総体注目の11傑」vol.3
ゲキサカ / 2016年7月22日 20時13分
特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校総体注目の11傑』」
ゲキサカでは7月27日に開幕する夏の高校サッカー日本一決定戦、平成28年度全国高校総体「2016 情熱疾走 中国総体」サッカー競技の注目選手を大特集。「総体注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣に総体注目の11選手を紹介してもらいます。第3回はサッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長で育成年代からJリーグまで幅広く取材し、各種媒体に寄稿している川端暁彦氏による11名です。
川端暁彦氏:「夏の祭典である高校総体の開幕に先立ち、今回は『U-17』というカテゴリーで11人を選んでみました。1999年1月1日生まれ以降に生まれている高校2年生+早生まれの高校3年生からのセレクトです。この世代の選手たちは来年から本格的に活動を開始するU-18日本代表の候補となり得る選手たちでもあります。中にはすでに日の丸を付けている選手もいれば、まだまだ無名の逸材も。1チーム1名の原則を守りながら、ポジションにはこだわらずに11名をセレクトしました」
GK田村健太朗(前橋商高2年)
「1年生だった昨シーズンからゴールを預かるゼブラ軍団の守護神。中学時代までは必ずしも評価の高い選手ではなかったものの、前橋商進学後から周囲の信頼をつかんだ。キャッチングの技術に加えて勝負どころでのビッグセーブも光る」
DF生駒仁(鹿児島城西高2年)
「今年3月のサニックス杯国際ユース大会でU-17日本代表にも選ばれ、Jクラブのスカウト陣からの視線も集める九州屈指のCB。まだまだ線は細いものの、184cmの高さを活かしたヘディングの強さは折り紙付き」
MF薬真寺孝弥(長崎総合科学大附高3年)
「リベロに置けば守備の柱となり、ボランチならば組み立て役として機能し、トップ下にすればゴールを奪う万能選手。『人格的に素晴らしい。明るいのがいい』と大ベテランの小嶺忠敏監督から全幅の信頼を置かれる主将でもある」
MF河合航希(京都橘高2年)
「昨年は主に左SBとして1年生ながら奮闘していたが、今年はボランチとして攻守の要になっている。確かなコントロール技術に加えて守備の強度も増しており、職人・内田健太とのコンビで中盤中央にて巧みに網を張る」
MF関大和(流通経済大柏高3年)
「走る流経大柏を象徴する中盤のダイナモにしてキャプテン。171cmと特に大柄ではないが、競り合いでも目一杯に体を張ってボールを奪い取る。キック精度も高く、ミドルシュートとプレースキックから得点源にもなっている」
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