[総体]ユース取材ライター陣が推薦する「総体注目の11傑」vol.3
ゲキサカ / 2016年7月22日 20時13分
MF陶山勇磨(帝京長岡高2年)
「確かなスキルと独特のプレー感覚を備えた長岡の異端児。左足での繊細なタッチから意外性のあるプレーを繰り出すが、本人は『点取って仕事のできる、試合を決められる選手になりたい』と、もう一皮むけることを誓う」
MF渡井理己(静岡学園高2年)
「ドリブル。静岡学園サッカー部がこだわり続ける武器に特化した選手がまた一人現われた。ボールを持ったら仕掛けてゴールに向かって崩しに掛かる。ワンツーへの絡みも巧みで、静学スタイルを体現する。U-17日本代表」
MF後藤文太(中津東高2年)
「前を向いての仕掛けの上手さと鋭さ、そして個性的な感覚の良さが光る九州屈指のアタッカー。県予選は負傷でフル稼働とならなかったものの、本大会におけるブレイク候補であることは間違いない」
FW新井光(市立長野高2年)
「長野U-15時代からその名を知られるテクニシャンで、U-16日本代表の経験も持つ。今季から市立長野に移籍し、早くもエース格となった。元々オールラウンドな能力があり、市立長野では最前線にコンバートされている」
FW澤野祐輝(矢板中央高3年)
「1年次から出場を重ね、3年になった今季はエースの重責を担う10番。常にゴールを意識した位置取りと果敢な仕掛けの意識を持ち、ボールを持てば何かを起こす期待感があるストライカーには大ブレイクの期待がかかる」
FW佐藤凌我(東福岡高3年)
「激烈なポジション争いの中で確実に力を蓄える“ヒガシのストライカー”。俊足を生かした裏への抜け出しに加えて、競り合いへの意欲と強さも出てきた。九州大会で驚異のトリプルハットトリックを達成するなど爆発力もある」
[写真]川端氏が注目選手のひとりに挙げる中津東MF後藤
執筆者紹介:川端暁彦
サッカー専門新聞『エル・ゴラッソ』元編集長。2004年の『エル・ゴラッソ』創刊以前から育成年代を中心とした取材活動を行ってきた。現在はフリーランスの編集者兼ライターとして活動。『J論』( http://j-ron.jp/ )編集長を務めているほか、ライターとして各種媒体に寄稿。著書『Jの新人』(東邦出版)。
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