PK戦にもつれる熱戦で両守護神が奮闘…初出場・桐横大が立命大下す:総理大臣杯
ゲキサカ / 2016年8月11日 11時13分
これまでPKの練習はしてこなかったという桐蔭横浜大だが、佐々木が「予選も準決勝、決勝全てPKで勝ってきたり今年はまだPK戦で負けていない。今日も自信はあったので、負ける気がしなかった。PK戦に入った瞬間は正直、ホッとした」と振り返ったように動じる様子は見られない。両者1本ずつ失敗し、5人での決着はつかなかったが、先行・桐蔭横浜大の7番手MFイサカ・ゼイン(1年=桐光学園高)のキックがゴールネットを揺らすと、後攻・立命大FW佐々木宏太(3年=作陽高)のキックを田中が防ぎ、勝利を手にした。
2回戦に続き、90分を超える激闘を制しての4強入り。「何もしていない私ですら疲れる」と八城監督が苦笑いしたように、ターンオーバーを採用してはいるものの、チームに疲労の色は隠せない。それでも、指揮官が「ホテル暮らしが続いたり、コンディションとしてはかなりハードだと思うけど、それが悪さではなくこの大会の良さであり、そこにトライしていくことで後期に向けての成長に繋がる。むしろ、僕らは全部18時キックオフなのは(他のチームより)有利だと思う」と続けるようにネガティブな要素ばかりではない。
苦しい試合を物にすることで、チーム内に自信が生まれているのも確かだ。準決勝で対戦するのは「一番やりたくないチーム」(八城監督)である明治大。「素晴らしい選手が多いので大変な試合になると思う。耐える展開が続くと思うけど、苦手意識はない。胸を借りるつもりで、試合に挑みたい」と八城監督は話すように、次も苦しい試合をきっちり物にするつもりだ。
(取材・文 森田将義)●第40回総理大臣杯特集
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