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[Rookie League]無敗2位で全国まであと1勝の流経大柏、劇的勝利から反省して意図した内容での白星を

ゲキサカ / 2016年9月5日 11時13分

[Rookie League]無敗2位で全国まであと1勝の流経大柏、劇的勝利から反省して意図した内容での白星を

[9.3 2016 Rookie League A group第9節 流通経済大柏高 1-0 桐光学園高 時之栖うさぎ島G]

 関東・静岡の強豪18校の1年生たちが真剣勝負の場で成長を目指す「2016 U-16 Rookie League」は3日、最終節を行い、2位の流通経済大柏高が7位・桐光学園高に1-0で勝利。2位をキープした流経大柏はU-16全国大会へのプレーオフ進出を決めた。後日、矢板中央高対帝京高戦(4日)の勝者と全国大会出場を懸けてホームで対戦する。

 6勝3分と無敗ながらも2位で終戦。流経大柏は8勝1分で優勝した昨年に続き、2シーズン通して全国クラスの強豪たちとのリーグ戦「Rookie League」A groupで無敗という強さを発揮した。だが、優勝した前橋育英高に勝ち点1届かずに準優勝。だが、選手たちにとってはそれ以上に悔しさ残る大会となった。

 桐光学園との強豪対決は後半40分にCKからCB星野直輝が頭で決めて辛勝し、U-16全国大会へのプレーオフ切符獲得。劇的な勝利だったものの、試合後の表情は浮かばず、斉藤礼音コーチは「きょうに関してはこれくらいしかできないのか、と。勝ったけれど、悔しい」。勝つことにややこだわり過ぎた昨年を反省して、今年は意図的に試合を進めることに取り組んできた。ハイプレスからのショートカウンターという流経大柏の武器に加えて、自分たちがボールを保持すること。そして試合をコントロールすることを目指してきた。

 だが、桐光学園に対してそれを表現することができず。FW西牧蓮やMF中川優中心に個人技、コンビネーションでDFラインへ仕掛けてくる相手の攻撃を凌いだが、攻撃面では落ち着いて攻めることができなかった。守備でも危ないシーンがあって不満の内容。星野は「やりたいことを前半、後ろはできていたんですけど点は入らなくて精神的にブレていたところがあって、後半は勢い、勢いになってしまった。最後に点は入ったんですけど、やってきたことができなかったことは悔しいです」と首を振っていた。

 桐光学園はプリンスリーグ関東で先発も経験しているCB望月駿介らが出場。確かに強い相手だったが、その中でもやり切らなければならなかった。斉藤コーチが「他にない強み(ハイプレス、ショートカウンター)を意識しながらどう変えるか。バルサやバイエルンはカウンターも上手い。チャンピオンになるチームは2つ以上の武器がある」という中で、名門が現状よりもさらに前に行くためのチャレンジ。今後、全国出場を懸けたプレーオフやその先の戦いへ向けて星野は「このあとプレーオフがあるんですけど気持ち変えないこと。気を抜いたらやられる。チームのモチベーション保ちつつ、やってきたことを必ずそこで見せられるように頑張っていきます」と意図的に90分間を戦い、なおかつ勝ち切ることを誓った。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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