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弱点克服の先に見据える夢…明治大MF中村健人、ヒガシの10番から紫紺のルーキーとなった今

ゲキサカ / 2016年11月25日 11時0分

―大学へ進学後、その部分の成長は?
「大学に入ってからは、どちらかというと身体的なほうが身についているかもしれないです。切り替えの速さだったり、瞬間的なスピードだったり……大学サッカーは結構強くて早いので、まずはそっちに身体を慣らさないといけないというのはありますね」

―今夏には総理大臣杯では2試合に出場。初めて経験する大学の全国大会(2回戦・東海学園大戦)では、PK戦でキッカーを務めるなど大役も任されました。緊張などは?
「緊張はなかったですが、先輩が最後の大会だからという責任感みたいなものがありました。ヒガシのときもプレッシャーは少しありましたけど……でも普段から緊張したり上がったりしないので、逆に緊張したいなと思います。U-19全日本大学選抜でも、のんびりしていました(笑) 選抜の選考会ですか? そこでも緊張はなかったです」

―今まで緊張した経験がない?
「全国大会・決勝のPK戦(1-1・PK6-5 市立船橋高)は、緊張しました。しかもGKに読まれて触られていたので危なかったです。今振り返っても決まってよかったです(苦笑)」

―大学リーグや総理大臣杯、U-19全日本大学選抜を経験してきたなかで、大学サッカーで気になる選手はいますか?
「高校1年生のときの3年生だった先輩、松田天馬くん(鹿屋体育大3年=東福岡高)ですね。天馬くんをずっと尊敬していて。明治大に来て、悩んでいるときも相談しました。ちょうどこの夏にU-19全日本大学選抜の韓国遠征があったとき、天馬くんは九州選抜として来ていて、話す機会も多かったので。そこで色々と話せて、すっきりしました」

―どのようなことを話したのですか?
「天馬くんもどちらかといえば攻撃的な選手。スピードタイプというよりも、中盤で組み立てるタイプ。天馬くんは守備ができるので、『ちょっと守備ができなくて試合に出られないんだけど』という話をしていたら、守備についてのアドバイスを色々もらいました。全部聞いていて『確かになぁ』と思う話ばかりで……自分のなかで整理できた気がします」

―大学進学の際には、松田選手のように九州に残るという選択肢もあったと思いますが、関東の大学へ進学した理由は?
「自分としては、九州に残りたい気持ちもあったのですが、レベルの高いチームや上のチームを目指すとなったら、関東へ出るしかなかったので。福岡大などはプレースタイルが少し違うかなと感じたこともあって、関東へ出ることを決めました」

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