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W杯最終予選4戦連発も「やれないわけないと思っていた」…FW原口元気、僕は“エース”ではなく“駒の一つ”でいい

ゲキサカ / 2017年1月18日 18時32分

――タイ戦のゴールで余裕が生まれたということですが、その後のイラク戦、オーストラリア戦、サウジアラビア戦と最終予選で史上初の4試合連続ゴールを記録します。

「正直な話をすれば、良いプレーができるという確信はあったので、チャンスさえもらえれば、できると思っていました。できるか、できないか分からない部分は、点が取れるか、取れないかというところだけ。どう考えてもブンデスで対戦している相手よりも、最終予選の相手はレベル的には落ちると思うので、ヘルタでプレーしているときよりも良い状況で仕掛けられることが多いし、そういう意味ではやれないわけはないと思っていた。ただ、最後のところで入るか、入らないかは自信がない部分もありました」

――以前も「フィニッシュの部分だけ自信がない」と話していました。

「まさに、そこだけでした。フィニッシュがどうなるか。そこに関しては今も自信はありません。本当にゴールって分からないものなんですよ。水物と言ってしまえば、それで終わりかも知れないけど、本当に取れるときは取れるし、取れないときは取れない。そこばっかりは、僕一人では取れないし、チーム状況にも左右されますからね」

――では、「ゴールを取る秘訣を教えて下さい」と聞かれても。

「そこは本当に分からないですよ。一つひとつの準備をしっかりして、ゴールの可能性を高めることしか、僕自身にはできないと思っています。細かいことを一つひとつ、それが本当に意味があるのか疑問に思うこともあるけど、それをやり続けるしかありません」

――ただ、結果を残し続けることで日本代表の「新エース」と呼ばれることも増えてきたと思います。

「そういうタイプではないんですけどね。取れないときは取れないし、たまたま4試合連続で取れたという感覚なんで、僕的には。もちろん取るための努力はしているけど、エースという感じではないと思う。チームが勝つための一つの駒にはなれると思うので、僕は駒の一つでいいですよ(笑)」

――世代交代が徐々に進んでいる日本代表を引っ張っていくという気持ちは?

「そこまで考える余裕がないんですよ、本当に(笑)。自分の仕事に集中することで良いパフォーマンスが出せるし、それが結果的にチームのためになるはずです。今は、それでいいかなと思っています。周囲では代表の世代交代のことも言われていますが、そこも気にならないですね。別に18歳が試合に出ようが、35歳が試合に出ようが、日本のためになるのなら誰が出てもいいと思っています」

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