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内田篤人とジャイキリ作者のツジトモ氏が週刊『モーニング』で特別対談!!ゲキサカでその全文を公開

ゲキサカ / 2017年2月23日 12時51分

―昨季は国内2冠を達成したこともあり、鹿島の伝統的な強さが改めてクローズアップされました。内田選手が鹿島でプレーしていたときに感じた強さとは何ですか?
内田 僕がプレーしていた当時、オズワルド(・オリヴェイラ)監督には、ミーティングで『お前たちには勝者のメンタリティーが足りない』って、よく怒られてました。
ツジトモ 鹿島の選手たちですら、そうなんですか?
内田 はい(笑)。でも、その勝者のメンタリティーがなんなのかって言われると、結局、僕らも勝つことでそうなっていったんですよね。勝たなければ分からないし、勝たなければ、そう言われることもない。明確な答えというのは、僕らにも分からない。結局、僕らも『勝ったからね』としか言えないんです。

―『GIANT KILLING』には、ドイツでプレーする『花森圭悟』という選手も登場します。シャルケでのことについても聞かせてもらえればと思います。
ツジトモ ドイツの話をする前に、何はともあれ、まずは復帰おめでとうございます。
内田 ありがとうございます。
ツジトモ ザルツブルクとの復帰戦はテレビで観させてもらいました。今でこそ海外で日本人がプレーする機会が増えましたけど、あの試合は、かつて中田英寿さんがセリエAでプレーしていたときのように、日本人が日本人選手を応援するためにテレビを見るというような雰囲気がありました。出場時間は短かったのかもしれませんが、とても感動しました。
内田 そう言っていただけると、ありがたいです。復帰戦は1点先制されて追いつかなければならない状況での出場でしたし、僕はDFなので、なるべくゲームを壊さないようにしつつ、チームが点を奪うために、前に人数をかけていたので、後ろで助けてあげたいなって思っていました。急に試合に出たこともあって、個人的には、あまり感動することもなく、久しぶりの試合だなって思うこともなかったんですよね。
ツジトモ 復帰してすぐにブンデスリーガはウインターブレイクに入りましたけど、どんな感覚ですか? もうちょっとやりたかったなという感じですか?
内田 復帰戦の後、おそらく監督は、年内に僕を起用するつもりはないだろうなと思っていました。ここで一回、シーズンが途切れて、またキャンプもありますし、監督にあらためてアピールできるので、タイミングは悪くなかったと思っています。
ツジトモ 今の心境としては、不安より楽しみのほうが大きいですか?
内田 ちゃんと自分自身の膝と付き合っていければ、試合には出られると思っています。1年以上、外からチームを見てきましたけど、僕がちゃんとプレーできれば、右SBとして試合に出られる自信はあります。だから、不安はないですね。本当に自分次第だと思っています。ぜひ、1年9か月もの間、ケガしている選手も描いてください(笑)。

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