1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

東京五輪世代の絶対的エース、FW小川航基は磐田での活躍へ全力。「とにかく『一回』結果を残したい」

ゲキサカ / 2017年3月15日 7時30分

―アジアの戦いではヘディングの強さが際立っていた。
「勢いつけてのヘディングは感覚が掴めてきた。でも、それはクロスを上げる選手が見てくれているからという点も大きいです」

―桐光学園の時は入学直後にデビューしていた。これまで壁に当たった経験は?
「小学校の時くらいですね。中学校の時、東急レイエスという、行きたいクラブがあって受けたんですけど、チームで6人受けてオレだけ1次で落とされて……。一番上手かったはずなんですけど、落ちてしまった経験があります。(そのようなこともあって)大豆戸(FC)へ行くしかなかった」

―高校はすぐに桐光学園進学が決まっていた?
「桐光からお話が来ると思っていなくて、最初は公立の(横浜市立)東に行くつもりでした。兄も東だったので(兄は県4強メンバー)」

―中高で努力して認められてきて、現在、磐田に来たからこそまた成長できている実感がある。
「名波さんも、(ヘッドコーチの)鈴木秀人さんも練習後に毎日付きっきりでやってくれるんですけど、それってあまりないことだと思うんですよ。毎日ですよ! 毎日、シュート練習一緒にやってくれて、そんな環境はないと思う」

―その日々は自身にとって間違いなく大きい。
「大きいですね。やっていたシュート練習の形が試合で出て決められたら嬉しいですね」

―J1でゴールを決めたら真っ先に名波監督の下へ。
「行きたいですね。理想ですね。試合に出て、(名波監督や磐田の関係者に)恩返ししたいです」

―U-20W杯が2か月後に迫っています。具体的な目標は?
「行けるところまで行きたいと思います。今までの最高は小野伸二選手の代が準優勝(99年)。今まで(自分達の世代は)アルゼンチンやフランス、あと自分はいなかったですけれどもイングランドと世界の強豪とやってきて、彼らは確かに強い。でも、みんなで意思疎通して、共通意識を持ってやれば、例えボールを持たれても勝てるチャンスはあると思うんですよ。どんな形でもいいから、20本打たれてこっちはシュート2本でもいいから、それでも勝ち上がって行く可能性はあると思うので、優勝を狙っていきたいですね」

―アジア予選前、日本が優勝するとは思われていなかったかもしれない。それでも優勝。この世代の強さを肌で感じる部分がある?
「無失点ですし、自分達の力がついてああいう結果になったのか、それともあの時のアジアのレベルが下がっていて、たまたま行けたかは分からないですけれども、優勝したというのは自信になりますし、サウジアラビアやイランという強豪と当たって、特にサウジアラビアは手強かったけれど優勝できたのは自信になっている」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください