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東京五輪世代の絶対的エース、FW小川航基は磐田での活躍へ全力。「とにかく『一回』結果を残したい」

ゲキサカ / 2017年3月15日 7時30分

―U-20世代の代表チームでは最初からエースではなかった。その中で結果を残し続けながら這い上がってきた。
「代表呼んでもらうまで無名だったと思います。呼んで頂いて、ちょっと結果を残すことができて、それで呼ばれ続けているので、運ってあるな、と思っている。自分は実力というよりも、運で階段を登ってきたと思う。『運も実力の内』と言いますが、自分は運が無かったらここまで来ていなかったと思います」

―代表チームでも、桐光学園でも何故こんなに結果(ゴール)が出るのかと思っていたが。
「それは、(周囲に対する)要求が一番だと思いますね。『うるせえな、コイツ』とみんな思っていると思います。試合前のアップの時も、試合中もそうですが、同じ選手に『縦突破してクロスイメージしてよ』とか試合前に3回くらい言っています。みんな『分かった』と言ってくれているんですけれど、心の中では『また言っているよ』『うるせえな』と思っていると思いますけどね(微笑)。でも、その結果がああやって自分を見てくれて、パスを出してくれることに繋がっていると思う」

―ジュビロでも相当を要求している。
「要求しないとパスが出てこないです。でも、(パスの出し手に対して)『ヘイ、ヘイ、ヘイ』という要求になりがちなんですよ。声に出してしまうとCBも反応しますし、何も言わずに意思疎通して要求できるくらいのことができればいいんですけれども、まだ若さが出てしまって、『ヘイ、ヘイ、ヘイ』と言ってしまう。まだまだです。でも、オフ・ザ・ボールの動きは本当に大事だと思います」

―小川選手にとってFWとはどのようなポジション?
「まずは『点取ることが1番』。2番目が起点。『2つできる選手がいいFW』かなと思います」

―そのイメージに近い存在の選手はいる?
「(バルセロナのルイス・)スアレスが一番じゃないですかね。あの得点力、あの裏への抜け出し、あのキープ力……彼は間違いなく全部持っていますね」

―ルイス・スアレスが理想に近いFW。小川クンはルイス・スアレス同様高さもある。
「自分は背もあるので前線の競り合いでは負けたくない。(U-20代表では高さのある選手が少ないが)前線で起点となれるターゲットが必要。『コイツ、2人でマークしろ』というくらいの存在になりたいですね」

―警戒されるのは嬉しい?
「(今年、磐田のある練習試合で)前半、自分なりにいい起点を作れていて、相手の監督がボランチとCBで『挟め』と言ったんですよ。あの時のように、『ケアしろ』となれたら、自分も危険な存在になれているのかなと。(練習試合とは)レベルが違うと思いますけれど、上に行ったとしても“危険人物”になりたい」

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