1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

日本代表メンバー発表、ハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年3月16日 21時26分

 スタッフとともに長い時間、この試合に向けて準備を進めてきている。戦略面でもしっかり準備している。コーチングスタッフだけでなく、メディカルスタッフとも常に一緒に仕事をしてきている。私の頭の中では準備ができている。これからの2、3日でそれを選手に伝えていく。まずは決断力と意欲を持って1試合目に向かわないといけない。次のゲームがどういう特徴になるのかを考えると、新しい選手が今回入っている。なぜこの選手を選択したかを説明しながら紹介していきたい。

 GKは3人。西川、川島、林。今回、東口を呼べなかったことは私にとって悲しい出来事だった。彼は素晴らしいコンディションで今季、プレーしていた。今回、ケガをしてしまったが、それまでは次の試合にスタメンで行ける状態の選手だった。西川はトップコンディションに持っていくのはこれからだと感じている。林はFC東京に加入して、いいゲームをしているし、良くなってきている。(川島)永嗣とは常にコンタクトを取っている。彼は自分のチームのリザーブチームでプレーしている。そしてトレーニングをしっかり積んでいる。代表でプレーする意欲も持っている。それを感じたので、今回のグループに入った。

 DFに多くの変更点はない。(酒井)宏樹、(酒井)高徳、(長友)佑都、槙野。佑都のところが唯一心配だ。あまりゲームに出ていない。私はミラノに行って彼と本田に会ったが、佑都は素晴らしいプロフェッショナルだと思う。クラブの中で非常に激しいポジション争いをしていて、試合に出なかったときは個別でトレーニングして補おうとしている。代表でプレーする大きな意欲も持っている。その野心もあって、今回のリストに入った。他の選手は試合に出ている。槙野の場合はフィジカル面で少し心配な点もあったが、よくなってきているし、ゲーム内容も向上している。

 センターバックは(吉田)麻也、森重、昌子、植田。経験を積んだ選手と若手の融合だ。麻也はたくさんの試合に出ているので、レベルが上がってきている。森重もパフォーマンスが上がってきている。最近、昌子の試合も見たが、満足できる内容だった。植田は能力、ポテンシャルを秘めた選手なので、合宿に参加するたびに成長してくれると期待している。

 中盤は少し新しく入ってきた選手もいて、変更点がある。まず今野。なぜ彼がリストに入っているか。まずコンディションが良さそうに見えたからだ。プラス、経験値が高い選手。代表でもすでにプレーしている選手であり、次の試合は経験が必要な試合になる。だから今野が入ってきたことは驚きではない。最近の試合では何人か若い選手も呼んだが、そこで感じたことは、もしかしたらまだ精神面、メンタル面で準備ができていないかもしれないということ。フィジカル的な戦いもゲームの中にはあるが、今野のようなタイプはそこで有用な選手かもしれない。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください