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日本代表メンバー発表、ハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年3月16日 21時26分

―どんな決断力が必要と考えているのか。
「選手たちの知識がより深まってきている。選手とたくさんのことを話してきた。彼らのフィードバックを私は必要としている。彼らのメンタル的なところに働きかけるためにはフィードバックが必要だ。オーストラリアに対して日本はまだ勝ったことがないという話も聞いていたが、そういった状況でも『過去に勝ったことがなくても勝てるんだ』ということをまず納得させないといけない。初戦(UAE戦)を思い出すと、熱が39度ぐらいまでにあがるので思い出したくないが、内容は悪くない試合だった。一昨日と昨日も見返したが、いい試合だった。守備でも攻撃でも興味深い点があった。少し細かいミスがあったし、レフェリーのところが影響してしまった。少し受け入れがたい要素もあった試合だが、だからこそリベンジしたいと選手たちは感じている。自信を持って決断力を持ってそれを果たすことができれば快いものになる。

 難しい試合だが、勝てない試合ではない。相手の挑発に乗ってはいけない。さまざまなデュエルを仕掛けてくると思うが、それに持ちこたえないといけない。FKやPKも誘ってくる。そこで自分に自信を持ち、チームに自信を持ち、チームとして戦わないといけない。そういうふうに勝利を目指したい。相手チームに良い選手がいるのも事実。しかし、このチームにも良い選手がいる。

 今までのスタッツ、データを見てきたが、敗戦が一度あったからといって、それで全体が悪くなるわけではない。W杯予選を13試合戦って、失点は5つ。4つがセットプレー。流れの中から1失点している。それがサウジアラビア戦の終盤だった。つまり、13試合でいい守備の仕事ができている。攻撃の面を見ると、決定力の部分で足りないところもあるかもしれないが、チャンスメイクの部分では1試合に12回、13回決定機をつくっている。つまりいいゲームができるということ。もちろん、いくつかの修正点はあるが、そこを修正し、向かっていかないといけない。“できない”という考えを持ってはいけない。できるし、やらないといけない。勝利をつかむんだと考えないといけない。W杯に出れば、さまざまな大きなドアが開く。私は自分たちのゲームも分析し、良いところも悪いところも分かっている。オーストラリア戦、UAE戦でPKが2つなかったことも思い出すが、修整はできる。PKが2つあれば、状況はまったく違ったと思うが。

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