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[新人戦]鹿島FW安部が背負った10番の後継者、瀬戸内は大型FW北村が決勝ヘッド

ゲキサカ / 2017年3月19日 9時34分

後半20分、瀬戸内高の10番、FW北村友和が決勝ヘッド

[3.18 中国高校新人大会1回戦 瀬戸内高 4-1 高川学園高 広島皆実高G]

 大型ストライカーがポテンシャルの高さを示すゴールを決めた。瀬戸内高の10番、FW北村友和(新3年)は登録183cmの大型ストライカー。前半からハイサイドのスペースを鋭く突く動きや前線で起点となるプレーで存在感を示していた。

 だが、本人も「乗ったらいいんですけれど乗るまでが課題です。前半は入りが悪かった。いい状態でボールを受けられれなかった」と首を振ったように、プレーが成功する回数を思うように増やせずにいた。

 それでも、1-1の後半20分に豪快な勝ち越しヘッド。右SB小西祐太郎(新3年)のクロスを中央でDFに競り勝って合わせると、ボールはゴール左隅へ突き刺さった。

「味方の選手がニアで潰れて、ファーサイドにスペースがあった。(小西が)見てくれていて、上げてくれたので合わせるだけだった」。

 鹿島入りしたFW安部裕葵が昨年背負っていた10番を引き継ぐFWの憧れは、バイエルンのFWロベルト・レヴァンドフスキ。「強みは高さやフィジカル」という大型ストライカーがチームのためにゴールを連発する。

(取材・文 吉田太郎)

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