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人生を変えた“高2の決断”…湘南MF神谷優太「大事なのは目の前の一日」

ゲキサカ / 2017年3月22日 7時30分

湘南ベルマーレのU-20日本代表MF神谷優太

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 昨季、青森山田高から湘南ベルマーレに加入したMF神谷優太はルーキーながらも、J1リーグで14試合に出場して大きな経験を積んだ。2年目の飛躍を狙う今季は出場機会をつかめない苦しい状況が続いているが、自身を見つめ直してさらなる進化を遂げようとしている。東京五輪世代となるU-20日本代表にも名を連ねる若武者が、2年目を迎えた湘南での日々、高校時代の大きな決断、そしてU-20W杯への思いを語った。

こだわり持つようになった「7」を
自分の番号にできるように

――昨季はプロ1年目ながらも、3月(20日J1第1ステージ第4節浦和戦●0-2)に早々とデビューを飾り、その後も試合に絡んでJ1リーグで14試合に出場しました。
「プロでやれる自信があったかどうかは分かりませんが、『やってやろう』という気持ちでした。その気持ちが練習中から出せていたことで、曺さん(曺貴裁監督)も起用してくれたと思いますが、J1でプレーするには、もっともっとレベルを上げないといけないと感じました。技術的な部分は自信がありましたが、もっと判断を早めないといけないし、もっと落ち着いて周囲を見渡してプレーしないといけません」

――プロのプレッシャーの早さを感じて、プレーを落ち着かせられなかったということでしょうか?
「早さは感じましたが、湘南は練習からプレッシャーが早くて厳しいので、練習をこなすことで徐々に試合のスピードに慣れていき、周りが見えるようになってきましたが、ただ判断を早めるだけでなく、その判断をより良い判断にしていかないといけないということです。あとはフィジカル面や守備の部分は課題だらけなので、そこはもっともっと成長させないといけないと感じています。プロ1年目でJ1を経験できて、多くの課題を感じられたのは本当に良かったと思います」

――「ここを伸ばさないといけない」と捉えることで、課題も前向きに受け止めているようですね。
「課題が見つからない試合はたとえ結果が良くても、ただやり過ごしてしまったという印象を持っていて、練習のときにも課題を見つける必要があると僕は思っています。それも、監督やコーチから言われるだけでなく、自分で見つけることも大事。試合や練習で課題を見つけて、そこを改善していくからこそ成長していくと思うし、一流の選手になっていくにはもっともっと課題を作って、それをクリアしていく必要があります。だから、課題を見つけるのは楽しいし、それを克服しながら成長させていくのもすごく楽しく感じていますよ」

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