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名は体を表す、“大将”と書いて“ダイスケ”…U-20日本代表主将MF坂井大将「日本の良さを出せばイケる!!」

ゲキサカ / 2017年5月17日 7時30分

U-20日本代表MF坂井大将(大分)

「DAZN×ゲキサカ」Road to TOKYO~Jリーグで戦うU-20戦士~Vol.4

 U-20W杯に挑むU-20日本代表のキャプテンを務める大分トリニータMF坂井大将。所属クラブではなかなか出場機会をつかめずに苦しい時期を過ごしているが、「練習から100パーセントで取り組めている」とコンディションに不安はない。5大会ぶりにU-20W杯出場権を獲得したチームの先頭に立つ男は、「一人ひとりが献身的にチームのために戦える」という仲間とともに、待ちわびていた世界との戦いに挑む。

キャプテンマークは
僕が代表して巻いているだけ

――U-20W杯メンバーに選出された率直な気持ちを教えて下さい。
「気持ち的にはホッとしました。僕たち選手はいろいろ考えても仕方ないので、そこまで複雑には考えていなかったけど、(監督の内山)篤さんに21人に選ばれたからには、選ばれなかった人の分までやらないといけないと強く思っています。それと、このチームは今までW杯に向けて、W杯のために活動してきたところもあるので、自分たちが積み上げてきたものを出せる場がようやく来たなと、ワクワクしている気持ちがあります」

――継続してキャプテンを任され、背番号10も託されました。プレッシャーに感じることはありますか。
「10番という番号はサッカー選手にとってすごく良い番号だし、光栄なことですが、あくまで番号ということで、深く考え過ぎないようにしています。キャプテンマークは(昨年10月のAFC)U-19選手権でも巻かせてもらいましたが、ずっとU-20W杯に出場できない時期が続いていて、いろいろなプレッシャーも感じていた。でも、そのプレッシャーを僕一人で受け止める必要はなく、チームをまとめるという意味でも選手一人ひとりがピッチ内外でリーダーシップを取ってくれればいいと思っていたので、試合中に僕が代表してキャプテンマークを巻いているだけという感覚でした」

――キャプテンとして、個人的に心掛けていたこともあると思います。
「新しく入ってきた年下の選手が、伸び伸びできるような雰囲気作りや話しやすい環境を作ろうとは考えていましたが、それも僕がやるというよりも、皆でそういう空気を作れればいいと思っていました」

――U-20日本代表の内山篤監督はメンバー発表会見時に、キャプテンを務める坂井選手への信頼を口にしていました。
「僕としては、前回大会(14年AFC U-19選手権)も篤さんと一緒に経験しているので、信頼は感じているし、コミュニケーションも取りやすい。だから選手と監督のパイプ役というか、選手の話を聞いて篤さんに伝えられたらいいし、篤さんから聞いたことを選手に伝えられればいいと思っています。最終予選(AFC U-19選手権)のときも篤さんに呼ばれて、2人だけで話す時間もあり、チームの雰囲気などを伝えることはありました。僕も皆が心地良く過ごせた方が絶対に良いと思っているので、周りを見ながら気を使っている部分はあるかもしれません」

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