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「“ガンバ”と言えば“イチマル”」となれるように…G大阪MF市丸瑞希、20歳の司令塔が目指すべき場所

ゲキサカ / 2017年6月28日 15時35分

ガンバでスタメンをとれば
五輪メンバーには選ばれると思う

――ともにU-20W杯に出場した高木(彰人)選手、堂安選手、初瀬選手から受ける刺激もあると思います。
「あいつらが試合に出ることで、悔しいという気持ちもありますが、『もっと頑張らなアカン』という良い刺激を受けるし、同期があれだけできているんだから、『自分もできなきゃアカンやろ』と思わせてくれます」

――G大阪では、なかなか試合に絡めないもどかしさもあると思います(インタビューは6月15日に実施。21日の天皇杯2回戦でトップチームデビューを飾った)。
「同じポジションに誰々がおるから、試合に出られなくても仕方ないということは絶対にないし、毎回ベンチに入れない悔しさはもちろんあります。ただ、試合に出ないと絶対にアカンと思うけど、自分の足りていないところや他の選手に負けているところは分かっているし、そこまで焦っていません。足りないところが急に伸びたらいいですけど、いきなり伸びるものでもないから、焦らずコツコツやっていくしかないと思っています」

――昨季はU-23チームの一員としてJ3リーグに出場していました。実戦経験を積んだ方がプラスになるということはありませんか。
「J3に出る出ないというのはチームが決めることなので、自分がどうこう言えることではありません。コンディションを上げていくには、もしかしたら試合に出た方がいいのかも知れませんが、トップチームで、よりレベルの高いところで練習ができているのは自分にとってプラスでしかない。課題の守備面やフィジカル面も、アデ(アデミウソン)や(長沢)駿くんだったり、ガンバのFW陣を相手にしても、負けない強さを練習から身に付けようという思いでやっているし、自分をレベルアップさせることを意識しています。日に日に、ホンマにちょっとずつだと思うしまだまだ甘いけど、球際の部分でも少しずつ強くなってきていると実感しています」

――ただ、U-20W杯で世界を相手に戦ったことで、日々積み重ねてきたものの成果を感じられましたと思います。
「今年に入ってから、試合に出ることを意識しながら練習してきましたが、一切出ることなくU-20W杯を迎えてしまいました。もちろん『もっとできたはずだ』という思いもありますが、練習からレベルの高いところでやって、ちょっとずつでも成長していたからこそ、世界を相手にしても自分の持ち味を出すことができたと思う。その手応えは感じられたし、自分の中でも大きかったですね」

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