「福島復旧・復興祈念ユース大会」震災から前に進む福島、熊本の強豪が激突!大津が尚志に逆転勝ち!
ゲキサカ / 2017年8月5日 23時11分
[8.5 福島復旧・復興祈念ユース大会 尚志高 1-3 大津高 尚志高G]
「2017 第6回 福島復旧・復興祈念ユースサッカー大会」は大会2日目の5日、11年の東日本大震災からの復旧・復興を進めている福島県の尚志高と昨年の熊本地震から復旧・復興の最中にある熊本県の大津高が対戦。多彩な技と全力プレーの応酬となった熱戦は大津が3-1で逆転勝ちした。
尚志の仲村浩二監督は「福島の復興を見て欲しい。福島の現状を知って欲しい。サッカーを通して色々な県外の人が見に来てくれると嬉しいですね」と語っていた。東日本大震災から6年。地域が未だ風評被害などに苦しむ中、「福島復旧・復興祈念ユースサッカー大会」では高校生たちが福島の人々の支えを受けながら一生懸命にサッカーに取り組んでいる。
今回は熊本地震を乗り越えてプレミアリーグで健闘している大津が強化と、現在も福島、熊本の両県や大雨の被害を受けた福岡県など復旧・復興の最中の地域があること、そして全国からの支援への感謝を「サッカーを通して発信できれば」(古閑健士監督)と福島まで遠征してこの大会に参加。同じような境遇にある福島と熊本の強豪校対決は白熱の好ゲームはMF福島隼斗(2年)が「自分たちができるのはサッカーで勝つことだったり、挨拶とか私生活とかでもいいところを見せていくこと。勝ったと聞くと熊本県の人たちも喜ぶと思うので結果を出していきたい」と意気込む大津が制した。
前半は動きの重い大津を尚志が押し込む。いずれもテクニックのあるMF加野赳瑠(3年)やMF長谷秀皐(3年)、MF松本雄真(3年)らがショートパスを繋ぎながら、前方の選手を追い越す動きも見せてチャンスを次々と作り出す。松本のヘディングシュートやインターセプトからFW二瓶由嵩(2年)が決定的なシュートを放つシーンもあったが、大津はCB福島隼斗(2年)やGK中村斗偉(3年)を中心に最後の局面で我慢強く守り、得点を許さない。
後半立ち上がりはFW水野雄太(2年)やMF渡口光彦(3年)の仕掛けなどから大津が盛り返したが、6分に尚志が先制点を奪った。“覚醒中”のFW染野唯月(1年)が左サイドを切り裂いてクロスを上げると、ファーサイドから飛び込んだMF坂下健将(2年)がヘディングシュートを叩き込んだ。
だが、後半にパスワークが好転した大津は10分、ショートパスを次々と通して尚志の守りを揺さぶると、交代出場のMF空久保樹(3年)のループパスから水野が左足ダイレクトでシュートを決めて同点に追いつく。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
[プリンスリーグ東北]昨季王者・青森山田セカンド、後半AT決勝弾で開幕戦逆転勝利:第1節
ゲキサカ / 2024年4月18日 15時48分
-
[プレミアリーグWEST]大津高登録メンバー
ゲキサカ / 2024年4月13日 13時2分
-
黒星発進も前向きなプレミア初戦。CB西館優真主将は「前向きにさせるようなプレー」と声で尚志を引っ張る
ゲキサカ / 2024年4月8日 13時31分
-
目標は「全冠」。個性活かした攻撃と我慢強さも見せた流経大柏が尚志を下し、プレミアEAST開幕戦勝利
ゲキサカ / 2024年4月8日 12時0分
-
[新人戦]瀬戸内はFW片岡優やMF下瀬陽太ら1年生が奮闘。中国初戦突破
ゲキサカ / 2024年4月3日 19時37分
ランキング
-
1【U-23】パリ五輪消滅の韓国 相手GKの〝挑発〟行為を非難「腰をフリフリ嘲笑した」
東スポWEB / 2024年4月26日 21時7分
-
2大谷翔平 先制7号ソロ!“因縁の地”大ブーイング黙らせた 日本生まれド軍最多本塁打記録で指揮官に並ぶ
スポニチアネックス / 2024年4月27日 8時12分
-
3ド軍指揮官 次戦の敵地Bジェイズ戦で大谷は「歓待を受けるべき」FA騒動も「彼が何かしたわけでない」
スポニチアネックス / 2024年4月26日 5時22分
-
4大谷翔平がMLB日本人通算HR記録を更新 それでも超えられない「ゴジラ松井」という高い壁
NEWSポストセブン / 2024年4月23日 17時30分
-
5【阪神】岡田彰布 大敗でボヤキ連発…青柳晃洋には「インコースに簡単にストレートでいき過ぎよ」
東スポWEB / 2024年4月26日 23時35分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください