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昨日の敵は今日の友?選手権決勝から約7か月…仙台大の嵯峨、鳴海、人見による座談会

ゲキサカ / 2017年8月6日 0時10分

選考会には青森山田高出身の三国と住永も、選手権決勝の“同窓会”のよう

 U-19全日本大学選抜選考会の1日目が5日、早稲田大学東伏見グラウンドで行われた。全国各地域の有望1年生が集結し、3チームに分かれて、30分1本の総当りで試合を行った。選考会では仙台大の選手たちが躍動。そのなかでも昨冬の全国高校選手権大会・決勝を戦った3選手に話を聞いた。

 全国高校選手権を制した青森山田高から仙台大へ進学したFW鳴海彰人(仙台大1年=青森山田高)とMF嵯峨理久(仙台大1年=青森山田高)。そして選手権準優勝だった前橋育英高から進んだFW人見大地(仙台大1年=前橋育英高)。昨日の敵は今日の友とばかりに仲の良い様子をみせた3名。選手権決勝から約7か月がたった今の状況は――?

―選抜選考会を終えての感想は?
人見:大学よりもレベルが高くて、特に一人ひとりの技術が高かったです。その中で自分としてはマッチアップしている人とやりあえたので、いい刺激があって、楽しかったです。

嵯峨:久しぶりに会えた元チームメイトだったり、見たことある選手がいるなかで、やっぱり成長している選手もいましたし、自分も負けられないなという思いが強くなりました。選ばれたいなという気持ちも出ましたし、いい刺激になりました。

鳴海:いろいろな大学から集まった選手とできて、いい経験になりました。そのなかでも、初めて会ってサッカーをやると、なかなか合わないなかで合わせていく作業が勉強になりました。

―冬の全国高校選手権決勝を戦い、今ではチームメイトに。選手権を振り返っての話はしますか?
鳴海:しないですね。
人見:します!バカにされます……。
鳴海:してないですよ!
人見:『お前、何点取ったんだ? PKの1点だけか?』って言われます。

―鳴海選手に言われてる?
嵯峨:毎回言われているよね(笑)
鳴海:そりゃあ(僕は)得点王ですからね(笑) ちなみにこの方(嵯峨)はサイドハーフで大会3点取って、優秀選手に入っていないので、こいつもこいつでだめです。
嵯峨:いやー、あれは多分目立てなかったからですね。

―でも今日の選考会では嵯峨選手が1得点1アシストと一番結果を出しました。
鳴海:俺、今日点とってない。
嵯峨:(仙台大の)チームメイトがいっぱいいたので、やりやすい部分が多かったです。先制点も(鳴海が)引きつけてくれたので、あとは最後決めるだけでした。一回で決められれば良かったんですけどね。

―得点シーンはポストの跳ね返りを流し込みましたね。
嵯峨:思ったよりも人が来ていなかったので、もっと周りを見て落ち着けばよかったです。でもああいうのが自分なので(苦笑) 一発で決められるようになりたいです。

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