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金メダル獲得のユニバ代表、重廣、柴戸、鈴木に聞く!! 世界一までの道とこれから

ゲキサカ / 2017年8月31日 10時45分

柴戸(左)、重廣、鈴木を単独インタビュー

 『学生スポーツの五輪』と呼ばれる第29回ユニバーシアード競技大会の男子サッカーは、ユニバーシアード日本代表が3大会ぶり6回目の優勝を飾って幕を閉じた。

 決勝戦から一夜明けた30日、主将のMF重廣卓也(阪南大4年=広島皆実高・京都内定)、副主将のMF柴戸海(明治大4年=市立船橋高・浦和内定)、DF鈴木準弥(早稲田大4年=清水ユース)の3人に単独インタビューを行い、大会を振り返ってもらった。

――優勝おめでとうございます。一夜明けましたが改めて大会を振り返って。

重廣:6試合を通して、個人的にも、チームとしても、一人ひとりが成長できたかなと思いますし、チームが一丸になったことで優勝にたどり着いたのかなと思います。

柴戸:チームの雰囲気も一人ひとりの意識も、優勝するチームの雰囲気や勢いがあったと思います。この経験を生かして、次のステージでもレベルアップしていきたいと思いました。

鈴木:個人的には、もっと良いパフォーマンスを見せられたら良かったなと思うところがありますけど、2人が言ったように、チームが本当に試合を重ねる毎に強くなっていったので、どこが相手でも負ける気がしませんでした。自信を持ってピッチに迎えたと思います。チームとしては最高の結果が出て、良かったです。

――大会のMVPを選んでいただけますか。

重廣:えーっ、1人ですよね? うーん……。

柴戸:オレはシゲ(重廣)です。このチームは(2年前の)立ち上げから「勝てないチーム」と言われて来ましたけど、その悔しさを一番感じていたと思います。試合に勝った後の涙を見たら、本当に苦労して来たんだなと思いましたし、このチームが結果を残すために人一倍努力して来たんだと思ったので。

重廣:泣けるよ、柴戸君(笑)僕は祥郎(戸嶋祥郎)と坂(坂圭祐)かな。2人になっちゃいますけど、バックアップメンバーから(大会1か月前に)追加招集された2人は、チームに馴染むのが難しかったと思います。同じ関東リーグの大学の選手はある程度知っていたと思いますけど、関西とか九州の大学のメンバーのことは知らなかったでしょうし。

 それでも、決勝ではサチが決勝点をアシストしたり、坂がハイボールをバンバン弾き返してくれたり、自分の力を出してくれたかなと思います。僕は、この2人にMVPをあげたいです。

鈴木:う~ん、これ、難しいな……。
重廣:「全員」って言っていいよ。

鈴木:間違いなく、全員ですよ(笑)。誰か一人が目立った大会じゃなかったと思うんです、本当に。誠也(中野誠也)とかジャメ(ジャーメイン良)が一人でバンバン点を取ってMVPという大会ではなかったし、シゲが言ったように、サチとかがボールを追ってくれて、相手GKからボールを奪ってパスをした場面もありましたし、本当にチームのために、誰が点を取っても良いという気持ちで全員がプレーできていました。一人は選べないです。

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