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金メダル獲得のユニバ代表、重廣、柴戸、鈴木に聞く!! 世界一までの道とこれから

ゲキサカ / 2017年8月31日 10時45分

――今大会は、1日ごとに試合が行われる連戦を考慮して、試合毎に大幅に選手を入れ替えるターンオーバー制を採用しましたが、やりにくい点はなかったですか?

重廣:良い判断だったんじゃないかと思います。相手はメンバーを固定して来ますけど、僕らは総力戦。それぞれが高いレベルにあるし、スタッフも選手も、みんなを信じて戦っていました。次の試合につなげるために、それぞれの立場で頑張っていたので、良かったと思います。

鈴木:部分的にセンターバック2人の組み合わせなどは考慮された中での起用だったので、やりにくさはなかったですね。現地に来る前に、いろいろな組み合わせを試したから、自信を持って採用できたんじゃないかと思います。

――今日は3人に来ていただきましたが、他のメンバーについての話も教えて下さい。

重廣:台湾に来ているメンバーじゃないですけど、決勝戦の前に、今津(今津佑太※全日本大学選抜のメンバーだったが負傷で離脱)がチーム全員宛にメッセージをくれました。輝一(矢島輝一 ※同じく負傷で離脱)もそれぞれにLINEでメッセージを送ってくれていて、すごく応援してくれていました。

 モチベーションビデオの中には、過去に一緒に戦って来たメンバーも映っていて、みんなで一緒に戦って来たから、戦えない奴の分まで頑張ろうと思いました。

鈴木:祥郎(戸嶋)は、チームの荷物を運ぶ時も一番重い物を持っていましたね。それも最初だけじゃなくて、大会中ずっと、そういう姿勢でした。試合の後も、出場してもしなくても変わらずに、片付けは率先してやっていました。

 このチームには、そういう真面目な奴が少ないけど、みんなが面倒に思うようなことを率先してやってくれたのは良かったですね。祥郎はそれがプレーにも良い形でつながっていたと思います。チームに良い風を吹かしてくれたと思います。

柴戸:僕は、ヒデ(守田英正)と同じポジションで、ヒデに負けたくないと思いながらやって来ました。ヒデがどう思っているか分からないですけど、ライバルと思っていたので、ヒデのおかげで互いにレベルアップできたと感じています。

重廣:2人とも相手からボールを奪うのが得意な選手ですけど、すごく良い関係でした。準決勝のメキシコ戦は、ベンチでヒデと並んで試合を見ていたんですけど(柴戸が)すごくボールを奪っていたので、ヒデは応援をしながらも嫉妬をしていたというか「オレ、まだまだだな。海(柴戸)の方が……」と言っていたのを聞いていて、今は(柴戸から)そういう話を聞いたので、こういうのが本当に成長し合える関係なんだなと思います。

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