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金メダル獲得のユニバ代表、重廣、柴戸、鈴木に聞く!! 世界一までの道とこれから

ゲキサカ / 2017年8月31日 10時45分

鈴木:サッカーの中では、自分が出場した準決勝のメキシコ戦だったり、決勝のフランス戦で優勝を喜んだことだったりしますけど、それ以外では、宮崎監督の言葉が印象に残っています。普段、あまり士気を上げるような声をしきりにかけるスタイルじゃなくて、選手が自分たちで自由にできる環境を作ってくれました。

 その中で、どの試合だったかちょっと忘れてしまったんですけど、試合の日の朝に、この大会は駅伝に似ているという話をしてくれました。僕たちは、ターンオーバー制を使って20人全員で勝ちに行くというところで、1試合毎に次の試合に出るメンバーに襷をつないでいくんだという話をしてくれたのは、すごく印象に残っていますし、チームとして全員で戦う意識をあらためて強く持てたと感じました。

重廣:あの話は、めっちゃ印象的。ウルグアイ戦の次だっけ? あれ、何の試合だった? 場所も覚えているんだけどな……。熊の人形(大会マスコット像)の裏で話したときだよね。

鈴木:そうそう。初戦じゃなかったと思うな。
柴戸:カナダ戦の前?後?

重廣:カナダ戦の前か後のどっちかです、多分(笑)

――外から見た率直な意見ですが、皆さんが普段戦っているリーグや大会と比べて、ユニバーシアードの参加チームのレベルが格段に高いという印象は受けませんでした。ただ、国際大会ならではの難しさなどはあるのかなと感じましたが、いかがですか?

鈴木:うーん、確かに。でも、準決勝のメキシコとか、決勝のフランスは、ある程度レベルが高かったと思います。相手に色々な特徴はありましたけど、そんなに気にしないかな……。

重廣:日本人はすごく真面目だし、頑張るし、諦めない。常に本気。僕たちは普段から、そういう環境でプレーができています。それに比べれば、緩さや隙が見えて来るし、そこを突けたからファーストステージなどで点差をつけて勝てる試合があったのだと思います。

――ユニバーシアードは、皆さんにとっては国際大会を経験する貴重な機会だったと思いますが、どのような特徴を感じましたか?

重廣:国際交流ができるところですね。選手村の中で、片言の英語を使って会話をしたり、バッジを交換したり。日本では経験できないことなので。ピッチ外では、特に日本代表だからと背負うこともなく、普通に交流を楽しめていました。

柴戸:全チームが選手村にいるので、対戦した相手チームの選手が顔を覚えていてくれて「頑張れよ」という感じで声をかけてくれたこともありました。貴重な経験でしたし、楽しかったです。

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