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宮城、宮城、池上!わずか7分間の逆転劇…終盤まで2点ビハインドの山口が松本に逆転勝ち

ゲキサカ / 2017年9月24日 16時8分

[9.24 J2第34節 松本2-3山口 松本]

 J2リーグ第34節が24日、各地で行われ、プレーオフ圏内の松本山雅FCはホームにレノファ山口FCを迎え、2点を先制しながらも2-3で敗れた。第28節の山形戦(○3-2)から続いていた無敗(5勝1分)がストップした。

 松本は前節の群馬戦(○3-0)から先発2人を変更。前節で負傷したDF飯田真輝、大学に合流するため離脱した特別指定選手のDF下川陽太に代わって、DF安藤淳とDF橋内優也が入った。
 一方の山口も前節の岐阜戦(●0-1)から2人を変更。負傷したDF福元洋平と出場停止のFWレオナルド・ラモスに代わって、MF小野瀬康介とMF鳥養祐矢が起用された。

 序盤から主導権を握った松本が前半32分、PA内でチャンスをつくる。左サイドから斜めのパスを受けたFW高崎寛之が浮き球を上手にトラップして前を向くと、山口MF三幸秀稔が後ろから手をかけて倒してしまう。主審の判定はPK。キッカーの高崎が冷静にゴール左に決め、松本が先制に成功した。

 一方の山口は最前線のFW岸田和人にボールを集めるが、松本守備陣の圧力に屈して前へ進むことができず、分厚い攻撃は繰り広げられない。前半アディショナルタイム、DF星雄次のクロスはGK村山智彦がキャッチし、前半はそのまま松本の1点リードで終えた。

 松本は後半2分、思わぬ形から追加点を奪う。高崎が右サイドバックのDF宮城雅史にプレッシャーをかけると、味方ゴール方向へバックパス。GK吉満大介がトラップしようとしたが、ボールを止めることができず、そのままゴールマウスへ転がっていった。

 まさかのオウンゴールを犯した山口は、その後もペースをつかむことができない。後半20分、鳥養に代えてMF加藤大樹を投入。その加藤が同21分、ドリブルでPA付近まで侵入し、グラウンダーのクロスを配給したが、松本守備陣に阻まれた。

 ところが山口も後半39分、松本のミスから1点を返す。松本MF岩間雄大のバックパスを受けたDF後藤圭太が転倒。素早くボールを奪った宮城が右足を振り抜き、ゴール左隅にグラウンダーのシュートを突き刺した。

 さらに同43分、自陣からのロングボールに反応した小野瀬が右サイドを突破すると、角度のない位置からシュートを放つ。このボールはGK村山がはじいたが、こぼれ球を宮城が押し込み、試合を振り出しに戻した。宮城は今季、第23節の讃岐戦(○3-1)で決めた1得点のみだったが、一気に1試合2得点を挙げた。

 勢いに乗った山口はまだまだ止まらない。後半アディショナルタイムに入った直後、岸田と競り合った松本DF橋内が転倒。セカンドボールを拾った途中出場のMF池上丈二が中央にボールを送ると、走り込んだ岸田の脇を抜けてファーサイドネットに吸い込まれていった。

 わずか7分間での大逆転劇を演じられた松本は、すぐさまMF工藤浩平に代えてFWダヴィを投入。しかし、最後までゴールを割ることはできず、試合は2-3で終了した。
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