E-1選手権で国内組を“最終選考”へ…ハリル「最後に残る選手を見極める」
ゲキサカ / 2017年9月25日 19時47分
12月に日本で開催されるEAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会の概要発表会見が25日、都内で開催され、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督、日本女子代表(なでしこジャパン)の高倉麻子監督が出席した。
開催時期が国際Aマッチウィークではないため国内組で臨むことになるハリルジャパン。ハリルホジッチ監督は来年のロシアW杯に向け、「この大会は興味深いものになると思う。最後に残るであろう選手を見極める大会になる」と、国内組の“最終選考”の場として位置付けた。
15年夏に中国・武漢で開催された前回大会は2分1敗の未勝利で初の最下位に終わった。就任から約半年で臨んだ指揮官は「前大会の中国を思い起こせば、いろいろ良くない結果もあった」と振り返り、「2つの目的がある」とする今大会では「まず勝つこと」と、2大会ぶりの優勝を目標に掲げたうえで、「そして最後に残るであろう選手の見極めだ。12月に向けてリストをこれから作っていきたい」と、国内組のさらなる発掘にも意欲を見せた。
19年女子W杯の予選にあたる女子アジア杯を来年4月に控えるなでしこジャパンにとっても、今大会は絶好の試金石になる。女子アジア杯には韓国、中国の出場も決まっており、高倉監督は「世界の中でもレベルの高いチームがそろっているので、決して簡単な大会ではない。来年4月のW杯予選に向けて、必ず倒さないといけない相手。新しいチーム、新しい選手が自覚を持って戦えるか楽しみにしている」と抱負を述べた。
日本、韓国、中国の3か国で持ち回り開催されている東アジア杯は今大会からE-1選手権に名称変更され、男子が味の素スタジアム、女子がフクダ電子アリーナで開催される。男子は12月9日の初戦で北朝鮮、同12日の第2戦で中国、同16日の第3戦で韓国と対戦。女子は12月8日の初戦で韓国、同11日の第2戦で中国、同15日の第3戦で北朝鮮と対戦する。緊張関係にある北朝鮮も男女ともに出場するが、日本サッカー協会の田嶋幸三会長は「この4チームでやることに変更はない。予定どおり進めている状況だ」と説明した。
(取材・文 西山紘平)
●EAFF E-1選手権2017特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
U-23日本、パリ五輪行きへの勝算は? W杯予選より高難易度…“激戦組”突破後も難敵揃い【コラム】
FOOTBALL ZONE / 2024年4月16日 7時10分
-
パリ五輪切符獲得へ、頼むぞ玖生&荒木 初戦がカギ!大岩監督は自信「いい選手を連れてくることができた」
スポニチアネックス / 2024年4月16日 4時3分
-
パリ五輪でなでしこと同組、ナイジェリアの監督が連盟に再びの"お願い"「適切に準備できるよう支援を」
超ワールドサッカー / 2024年4月10日 21時10分
-
なでしこ熊谷紗希が代表通算150試合、南萌華も通算50試合出場達成
超ワールドサッカー / 2024年4月10日 20時5分
-
「良いシミュレーションになる」パリ五輪へ向けてアメリカ遠征に臨むなでしこジャパン、池田太監督は「選手の成長を見守り、促していきたい」
超ワールドサッカー / 2024年3月28日 20時55分
ランキング
-
1開催国カタール、敗戦後に「紳士の振る舞い」 地元サポが勝利の日本へ拍手で称賛「いい国だ」
FOOTBALL ZONE / 2024年4月26日 1時57分
-
2【五輪最終予選】U-23日本代表、パリ切符王手!細谷が劇的V弾 開催国カタールと120分激闘
スポニチアネックス / 2024年4月26日 1時52分
-
3《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
NEWSポストセブン / 2024年4月26日 7時15分
-
4バイク事故の新日本プロレス・田口隆祐選手、「ドクターも驚きの回復力」報告も......痛々しい姿に心配&応援の声
J-CASTニュース / 2024年4月25日 20時24分
-
5大谷翔平は「クレイジーだ」 異次元数値連発も…ド軍4番が称賛する“真摯な取り組み“
Full-Count / 2024年4月26日 9時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください