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日本代表メンバー発表 ハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年9月28日 21時16分

 守備的MFは(山口)蛍、井手口、そして遠藤。昨日の遠藤は右サイドだったが。今回、長谷部が入っていない。ケガの問題もあったので、そういったことも考慮した。試合後にいつも心配を抱えていたので、しっかり治してもらうために入っていない。守備的MFのところでフィジカル的なパワーをこの代表に付けてもらいたいと思っているので、今回は遠藤を入れた。成長し続けている井手口の姿もうれしい。将来性のある選手だと思う。攻撃的MFは3人。(香川)真司はゲームには出ているが、完全に自分のポジションをつかんでいるわけではない。彼とも話をしたい。小林祐希はゲームに出続けている選手で、点も取った。倉田はここ最近2試合でまたコンディションが上がってきているので、今回リストに入った。彼のプレースピードをアップさせる能力、仕掛ける能力は我々にとって面白いと思う。

 右と左のFWだ。(原口)元気は試合にあまりたくさん出ていない。しかし、代表では毎回いいパフォーマンスを見せてくれている。彼を励ます話をしたいということもあり呼んだ。彼は契約延長の問題で今、クラブであまりゲームに出ていない。浅野、久保、乾のほうが試合に出て、点も取ったりしている。しっかり彼らにもストライカーとして点を取ってもらいたい。今回は本田圭佑が入っていない。彼もケガをしていた選手。彼にはしっかりコンディションを取り戻してもらいたい。クラブでより長い時間、試合に出てもらいたい。コンディションを取り戻したら、またメンバーに入ってくるかどうかというところを考えたい。中央は大迫、杉本、武藤。杉本にも彼を表現する場を与えたい。武藤も試合に出るようになってきた。大迫、杉本とは特徴の違う選手だ。今回は岡崎がリストに入ってなく、杉本と武藤にチャンス、機会を与えたいと思った。

 2試合とも違ったメンバーで戦うことになると思う。それぞれの選手にチャンスをつかんでもらいチア。W杯に向けた準備が始まる。不運なことにそれぞれの選手に10回ずつ機会を与えることはできない。選手同士の競争をより激しいものにしてもらいたい。ロシアへのチケットを獲得できる選手は現時点ではだれ一人いない。それぞれがそれを勝ち取らないといけない」

―第3段階ということだが、具体的に何を指しているのか。本田は長く代表に入っていた選手だが、落選ということで捉えたほうがいいのか。
「この合宿ではあまり出ていなかった選手に機会を与えたい。例えば東口をゴールマウスに立たせることもあるかもしれない。何かが起こったとき、東口が今後プレーすることがあれば、それにも経験が必要になるので、そういう機会にしたい。ピッチに立たせることによって、プレッシャーの中でどういうプレーができるのか、メンタル的なことも分かる。車屋がリストに入った。私は左利きの左サイドバックを探していた。サイドバックというのは攻撃でも守備でも大きな役割を担う。車屋は攻撃も守備もできる選手だと見ている。ただ、どこまでのレベルでできるのかというを見たい。W杯での要求は非常に高い。今までよりもさらに高いものになる。自分のクラブでいいパフォーマンスを見せなければ、W杯に行けないかもしれないということを選手たちには理解してもらいたい。ロシアへ確実に行けるという選手はだれ一人いない。45人、50人の代表候補選手の競争を促したい。今回、キリンチャレンジ杯があり、今後も親善試合があるが、より強いチームと当たったときに自分たちの立ち位置が分かると思う。フィジカル、戦術、メンタル、あらゆる面でこのチームの成長を要求する。選手たちは9か月間、その努力をし続けないといけない。

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