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日本代表メンバー発表 ハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年9月28日 21時16分

―今度の試合は日本がポゼッションしながら試合をする立場になると思うが。
「このような親善試合に挑むとき、まずゲームプランを組み立てるが、試合の途中でそれが変化する。今回はもしかしたら日本のほうがポゼッション率が高く、自分たちがボールを持つ可能性が高いと思っている。ある試合でハイプレッシャーをかけるゲームプランを組み立てて挑んでも、いったん引いてブロックをつくる形に変えるかもしれない。だからといって守備的になるわけではない。速攻なのかビルドアップなのか、それらすべてがゲームコントロール、マネジメントになる。それは選手たちがピッチの中で感じながら実行しないといけない。経験あるチームはゲームの状況を見ながらコントロールするものだ。そういったところの発展が大事だ。そのためにはコミュニケーションが必要。ゲーム中に声を聞いたことがない選手もいたりする。朝、『おはようございます』と言ったきり、声を聞かない選手もいる。そういう選手たちも少なくとも試合中は声を出してもらいたい。今となっては選手たちのことをよく把握できるようになっているが、選手にはフィジカル、メンタル、ク技術、いろんな面があるが、それぞれに成長してもらって、チームという組織のためにそれを生かすということをやってもらいたい。修正点がまだまだたくさんあるので、これから伸びる余地はある。ポゼッションが高いほうのチームが勝つというのは正常であると私も思うが、ポゼッションが高いから勝つとは受け取っていない。モダンのサッカーではそれとは違った側面もある。ポゼッションが高ければ勝てるという罠に陥ってほしくない。A代表のコーチングスタッフ、アンダーカテゴリーの監督やコーチングスタッフにも、しっかりこのメッセージを伝えたい。多くの指導者がポゼッションに対して強迫観念に近い気持ちを持っている。ポゼッションがすべてではない。それだけが真実ではないと理解してほしくて、私は私の意見を伝えている」

(取材・文 西山紘平)

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