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日本代表メンバー発表 ハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年9月28日 21時16分

 本田についての質問だが、彼は移籍した。そしてケガをしていた。現時点でのコンディションでは代表ではプレーできないと思う。彼にはしっかりトレーニングしてもらいたいが、彼だけでない。どの選手もしっかりトレーニングして、クラブでポジションを勝ち取ってもらわないといけない。クラブと代表で要求される役割が違うこともある。全員にとって、高いパフォーマンスがロシアに行く条件になる。違った考え方で準備している選手がいれば、それが間違いだったことがのちに分かるだろう。W杯に向けて最終的に23人のリストをつくることになるが、選手を選ぶときにあらゆる基準を使っていく。まだまだ先のことなので、あまりそういった話はできないが。今度対戦するニュージーランドは(W杯予選の)プレーオフが残っているチーム。ラグビーのチームのようなスピリットを持った、戦うチームだ。オーストラリアと比較してもニュージーランドのほうがアグレッシブかもしれない。W杯に向けた準備が始まっているという姿を選手たちにはこのニュージーランドに対して見せてもらいたい」

―今後、9か月間でW杯に向けてどう強化していきたいか。
「チームの強化にはまずいい選手がいるということが大事になる。国内でプレーしているのか、海外でプレーしているのか。今は50人前後を常に追跡している。主役である選手たち、彼らの存在が重要だ。私は来てからずっと言っているが、コンディションがよければプレーするということだ。20歳前後の井手口もそうであれば、34歳の今野が出た試合もある。私は話だけでなく、それを実行している。まず選手。選手一人ひとりがパフォーマンスを上げて自分を見せないといけない。12月になればE-1選手権がある。国内の選手にとって自分たちを見せる非常にいい機会だと思う。選手たちそれぞれが努力して、自分を見せることが代表の強化につながる。戦う姿勢と意欲を常に持っていてほしい。親善試合は軽い気持ちで受け取ったらいけないし、気を抜いたらいけない。W杯に向けての気持ち、意欲をつくり上げていく試合として使わないといけない。私が初めて日本で指導した合宿のことを覚えているが、そのときの選手のメンタル的な状況をよく覚えている。代表の引退を考えるところまでいってしまっていた選手もいたぐらいで、メンタル的な状態は良くなかった。W杯はしっかり準備して挑まないといけない。ロシアの大会が始まるまで待って、飛行機に乗って行くだけではダメだ。私は大きな意欲を持って行きたいし、ブラジルW杯で成し遂げたことをまず再現したい。それに対しては全員が同じ気持ちだと思う。言葉で言うのは簡単だが、それを実行しないといけない」

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