[MOM2268]京都U-18MF福岡慎平(2年)_世界経験し、強烈な“成長欲”得たU-17代表主将
ゲキサカ / 2017年10月29日 7時46分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.28 Jユースカップ3回戦 清水ユース0-1京都U-18 裾野]
あの激闘から10日を経て、U-17W杯日本代表の主将、MF福岡慎平(京都サンガF.C.U-18、2年)は日本のピッチに戻って来た。もっとも、あのイングランドと演じた死闘の記憶は「忘れようとしても忘れられない」もの。岸本浩右監督によれば、「(日本へ)帰ってきたときに、『もう負けられないぞ』という目をしていた」そうで、「悔しさをバネにして上を目指そう、次を観ている目だった」そうで、安心してピッチに送り出すことができると思えたという。
迎えたJユースカップ3回戦。福岡は中盤の舵取り役として攻守に奮闘。「イングランドはボールに来る迫力が本当に凄かった。日本人はボールを奪いに行かないところがあるし、自分も見てしまうことがある。そうじゃなくて、カゼミーロ(レアル・マドリー)のようにボールを奪うボランチになりたい」と激しい当たりもいとわずに、戦う姿勢を継続して見せ続けた。
前半44分には自らが蹴ったCKのこぼれ球が逆サイドに流れる中で、「味方を信じて」中央の急所へと入り込む。猛プレスで奪還されたボールがクロスとして戻って来ると、MF上月壮一郎(2年)が触ってコースを変えたところから、抜け目なく押し込んでゴールを奪い取った。「久しぶりなので、うれしかった」という1点は、結局決勝点となった。
U-17W杯での4試合。世界の名手と渡り合う中で、強烈な刺激も受けた。優勝したイングランドのMFジョージ・マッケークラン(チェルシー)のように決して体格的に恵まれていなくとも防波堤として機能しつつ、「4番(マッケークラン)は本当にやっていて凄かった。どっか別のところを見ながら縦パスが入ってくる」プレーに驚嘆しつつ、刺激を受けた。
「もっともっとやらないといけない。この京都サンガでもっと成長していきたい」(福岡)
ワールドクラスの猛者と戦って、強烈な“成長欲”を得たU-17代表の主将がここからどう伸びていくのか。ますます楽しみになる一戦だった。
(取材・文 川端暁彦)▼関連リンク
2017Jユースカップ特集ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
[関西]高校選抜、大学で体感した“えぐい”選手たち…大阪体育大1年生DF池戸柊宇「大学4年間で超えたい」
ゲキサカ / 2024年5月17日 22時6分
-
MF石本泰雅主将「懸けていかないといけない」。京都U-18は悔しい初黒星を進化、プレミア昇格への糧に
ゲキサカ / 2024年5月9日 13時42分
-
京都サンガ、J3長野に逆転負けで敗退 先発メンバー10人入れ替えるも公式戦7試合未勝利
京都新聞 / 2024年4月24日 21時59分
-
長野vs京都 試合記録
ゲキサカ / 2024年4月24日 21時45分
-
京都サンガ、ルヴァン・カップ1次ラウンド長野戦の先発メンバー発表
京都新聞 / 2024年4月24日 18時12分
ランキング
-
1「本当に悲しいアクシデント」 J1で味方同士衝突→プレー続行不能…同僚沈痛「かなり酷かった」
FOOTBALL ZONE / 2024年5月19日 19時50分
-
2パ・リーグで珍事! 3試合全てサヨナラ決着は10年ぶり3度目
スポニチアネックス / 2024年5月19日 17時37分
-
3今永昇太無双!また7回0封、メジャー最高の防御率0・84もファン落胆 「カブスは今永を無駄にしてる」「援護してあげて!」
iza(イザ!) / 2024年5月19日 8時20分
-
4【阪神】岡田監督 打者・才木浩人への〝三振指令〟でニヤリ「いや、ボール球振ったらあかんやろ」
東スポWEB / 2024年5月19日 22時7分
-
5連覇目指したU-17日本女子代表、北朝鮮に屈して準優勝…2大会ぶり4度目【U-17女子アジアカップ】
超ワールドサッカー / 2024年5月19日 22時35分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください