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MF石本泰雅主将「懸けていかないといけない」。京都U-18は悔しい初黒星を進化、プレミア昇格への糧に

ゲキサカ / 2024年5月9日 13時42分

京都サンガF.C.U-18MF石本泰雅主将(3年=京都サンガF.C.U-15出身)が身体を張った守備

[5.5 プリンスリーグ 関西1部第5節 阪南大高 5-1 京都U-18 阪南大学高見ノ里G]

「去年は怪我で、外で見る機会が多くて、(プレミアリーグ)プレーオフも自分がその舞台に立てへんくて、外で見て悔しい思いをしたし、やっぱり、自分が3年の代でプレミアに上がらせたいっていう気持ちはあるんで。あの舞台で勝つために今、自分たちが最大限できることもやってるつもりですし、 広島で笑うために、サポーターの皆さんとか保護者の皆さんに笑ってもらうために、懸けていかないといけないなと思います」

 京都サンガF.C.U-18は昨年、プリンスリーグ関西1部で優勝。プレミアリーグプレーオフ初戦で日章学園高(宮崎)との壮絶な打ち合いを制しながらも、2回戦でファジアーノ岡山U-18に0-1で敗れ、2年連続のプレーオフ敗退に終わっている。怪我でその舞台に立てなかったMF石本泰雅主将(3年=京都サンガF.C.U-15出身)が、昨年の悔しさも込めて必ずプレミアリーグ昇格を果たすことを誓った。
MF石本泰雅は攻撃の中心としても奮闘
 今季は開幕からの4試合で3勝1分。だが、阪南大高(大阪)戦は相手に研究され、苦戦を強いられてしまう。前半は判断の遅れやミスによって自陣でボールを失うシーンが増加。また、相手のロングボールの対応にも苦しんだ。石本は、「(相手の戦い方など)自分たちが想定できてなかったことが起きてしまって、それで結構パニックになった部分があります。相手がこう来たら自分たちはこうできるよね、っていう力をもっと身につけていかないといけない」と口にする。

 石本はビルドアップの中心としてボールに係わり続けた一方、奪い返しの部分でも奮闘。タックルを決めるシーンもあった。だが、自分のミスから失点してしまったことを猛省。今季、増えている失点の減少も誓っていた。

 チームは前半26分の失点後に巻き返したが、後半の立ち上がりに連続失点を喫して0-3。それでも、開幕4試合で計16得点の京都U-18は、十分に3点を取り返せるような内容の戦いを見せていた。10分、FW西岡佑真(3年)の抜け出しから、ゴール前に走り込んだ10番MF立川遼翔(3年)が右足ダイレクトでゴールネットを揺らす。だが、紙一重の差のオフサイドでノーゴール。それでも、15分の3人替えでギアを上げ、右SB三宮稜大(3年)のクロス、ロングスローなどで相手にプレッシャーをかけ続けた。

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