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就任記者会見 森保監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年10月30日 21時24分

――(西野技術委員長へ)96年アトランタ五輪の指揮を執っていた経験から、森保監督にアドバイスすることは?
西野 「20年前に経験をさせてもらって、当時とはまったく環境も違うし、サッカー界が変わった中でのアドバイスは、昔とは違うと思うけど、当時は五輪の本戦に出るという、28年間出れなかった中で出場できて、プロサッカーが始まったばかりで、世界に出るだけではなくて、そこで成果を出したいという中で、いろんなことを協会にも要求させてもらった。JOCに対しても『勝つためにはこうしたいんだ』という要望をたくさん出して、サッカー界はプロができたからと言って、いろんなことを言ってくるなとか。要望を出し過ぎたとは思わないけど、そう思われました。それだけ、いろんなサポート受けた中で、選手の養成、マッチスケジュール、強化遠征に対して要求しないと、世界で、というところは思ったので、森保監督にも、ぜひたくさん。クラブから代表になって環境が変わるし、思い通りにいかないところもあると思うので、そういう要求をストレートに挙げてほしいと思う。当時は本当に、この監督はちょっと変、おかしいじゃないかとか散々言われたけど、いろんなことをやる中で奇人だ、変人だと思われるのが成功に結び付くとか。最初はいろんなことが、おかしいこともあると思うけど、それをぜひストレートに出して、サッカーのスタイルもそうだと思う。クラブから代表に変わったら、自分でセレクトできて、理想のサッカーに持って行けるわけなので、色んなプレッシャーから惑わされることなく、自分のスタイルというものを、よくラージを知っている監督なので、いろいろラージの選手たちの特長がここだということで、自分のスタイルをブレずにやってほしい。要求をストレートに出してもらう中で、一緒にチームを高めていきたい。いろんな予算のことは会長に全部お話して(笑)。本当に全面的にバックアップして、過去の経験をされた五輪の監督の意見を聞いたりしながら、最高の東京五輪のサッカーを表したいなと思っています」

――広島で実績を上げたスタイルがあるが、そのスタイルを踏襲したり、土台にしていくのか。
森保 「これから選手を見極めながら柔軟に考えていきたいと思います。広島でやっていたことはあるけど、そこはもちろん自分の中でベースとして持っていながら、形だけではなく、個人戦術、グループ戦術といったところ、サッカーの原理原則はどんな形でも同じだと思うので、そういうベースアップをしながら、最良のスタイルで戦っていきたいと思っています」

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