1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

就任記者会見 森保監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年10月30日 21時24分

――東京五輪世代の選手に求めるもの、メッセージは。
森保 「東京五輪を目指す選手たちにメッセージですが、夢を持ってチャレンジしてほしいと思っています」

――現役時代にドーハの悲劇を経験して、当時どんなことを感じ、考えたか。
森保 「夢が目の前まで実現できそうな、という思いを持ちながらピッチ上にいた。最後は守りに入るとやられるという経験をしてきた中で、選手たちには思い切ってプレーしてもらうことと、守備はもちろん大切ですが、守備だけを考えて、ボールを奪うことを考えていなければ守備にはならないというところが最後の局面で出ていたと思うので、そこは伝えていきたいと思っている」

――ドーハの悲劇の経験が、指導者人生の中で影響はあったか。
森保 「私自身、あの経験で何が変わったかというと、あれ以上悲しい思いをすることはないだろうなと思っているので、いろんなプレッシャーの中でもプレーさせてもらったし、悲しい思いというよりも、すべてをポジティブに考えていくことを教えてもらえた経験だった。どん底とか、心が折れそうになるとか、ひょっとしたら折れることもあるかもしれないけど、それでも選手として、さらに成長していかなければいけない。続けていかなければいけないということを教えてもらえた経験なので、常に前向きに前進すること、そこを選手にも自分の経験から伝えていきたいなと思います」

――東京五輪世代の選手に感じている可能性。今後はU-17の若い世代を引き上げていきたいのか、それとも原石を発掘したいのか。どのような選手選考をしていきたいか。
森保 「選手選考については、五輪でプレーできる世代の選手であれば年齢、実績に関係なく、五輪に出場できる扉が開かれている。まずは五輪に出たいという選手には、そこを目指して、夢を持ってひたむきに頑張ってほしい。選手選考は今まで世代の代表で関わってこられた監督の方々にいろんな情報を頂いたり、協会、Jリーグ、大学、高校などからも情報を頂きながら、選手が埋もれて終わることなく、少しでも多くの選手に成長してもらえるように、さらにチームが強くなっていくような、そういう選考をしたいと思う。固定してというよりも、この年代はおそらく、これからの2年半という期間の中で、今トップの選手でも、いろいろと力関係が変わっていったりという年代だと思うので、より多くの選手を見ながら、選手の個人の力、チーム力を引き上げていきたいと思います」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください