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就任記者会見 森保監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年10月30日 21時24分

――ヨーロッパを回ってきて気付いたこと、取り入れたいものはあるか。
森保 「サッカーを取り巻く環境が、私が見たのはクラブチームだけど、本当に、おらが街のチームを応援している雰囲気が普段の生活の中にあって、スタジアムではチーム同士の対戦があるわけだが、それよりもホームチームのサポーターが、相手チームの選手やサポーターに対して、この街に来たら勝てると思うな、という雰囲気を作って、ピッチとスタジアムが一体感を持って、試合が行われているなということを、スタジアムでも感じてきました。まずは我々のチームが、皆さんに応援してもらえるように頑張っていくこと。頑張るということを感じて頂いたファン・サポーターの方々に、さらに応援して頂いて、日本の力として試合ができるように、相手を上回って行けるようにということ。まずは、こいつら頑張っているから応援してあげたいなと感じて頂けるようにやっていきたい。それはヨーロッパに行って感じました。選手個々の自己主張と野心と、成功をつかみ取るためにお互いがしのぎを削っているというところは、練習を見ていても、話をさせてもらっても感じたことがあるので、そういうところは、これから見ていく選手たちにも伝えていきたい」

――今回、就任するにあたって田嶋会長や西野技術委員長にリクエストしたことはあるか。また、新たなお願いは?
森保、「コーチングスタッフについては今、お願いしているところです。新たなお願いについては、出てきたら、その都度お願いしていきたいと思いますが、お二人からも話がありましたが、すでに全面的にバックアップしてもらっていると思うので、心強くやっていきたいと思います」

――コーチングスタッフは、どういった方々と戦っていきたいか。
森保 「Jリーグはシーズン中で、そこで仕事をしている人の名前も挙げさせて頂いているので、今ここで、シーズン中のチームに迷惑を掛けるのはよくないと思うので、挙げるのは控えさせて頂きたい」

――広島で選手、監督で活躍して得た経験や培ってきた知識を、どのように生かしていきたいか。
森保 「マツダ、サンフレッチェでプレーして、指導者で経験させて頂いた。まずは無名な選手で、指導者としてもゼロからのところ、もちろん協会でもトレセンでコーチとして、いろんなことを教えて頂きましたが、広島で選手としても指導者としても、人としても育てて頂いたという思いがあります。そういった意味で、私が選手を育成すること、また偉そうに教えるということは言うつもりはないですが、いろんな意味で、サッカー選手としても、人としてもプラスになったなと思ってもらえるような、自分がしてきてもらったことを私が預かる選手にもできればと思います。そして私は長崎出身で、広島で人生を一番長く過ごしてきたが、その2つの都市は世界で2箇所しかない被爆地であって、そういった今までの人生の中から、平和都市で過ごしてきた部分、五輪も平和の祭典だと思っているので、そういう発信ができれば幸いです」

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