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浦和勢はベルギーからサウジ直行か、中3日のACL決勝にハリルは「しっかり配慮」

ゲキサカ / 2017年10月31日 22時49分

浦和からは最多の5人が日本代表に選出された

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は31日、都内のJFAハウスで記者会見を行い、11月10日のブラジル戦(リール)、同14日のベルギー戦(ブルージュ)に臨む日本代表メンバー25人を発表し、浦和レッズから最多の5人を選出した。

 10月のキリンチャレンジ杯に引き続きDF槙野智章、MF遠藤航が招集されたほか、MF長澤和輝はA代表初選出となり、GK西川周作が今年3月以来、FW興梠慎三は15年9月以来の代表復帰を果たした。

 GK陣は6月以降、GK川島永嗣(メス)、GK東口順昭(G大阪)、GK中村航輔(柏)の3人が招集されてきたが、中村に代わって西川が復帰。6月のメンバー発表時には西川について「現在のパフォーマンスにはあまり満足してない」と厳しい言葉を口にしていた指揮官だが、この日は「ニシ(西川)も徐々にパフォーマンスを取り戻してきた。まだトップではないが、戻ってきた」と指摘。川島、東口を含め、「全員のパフォーマンスをもっと上げたい。(W杯まで)8か月ある。次の試合ではすでに本当にトップレベルのキーパーを必要としている。以前よりもかなり多くの仕事をしなければいけない」と要求した。

 約2年ぶりの招集となった興梠については「ここ最近の試合は本当にうれしい。得点を取るだけでなく、いろいろな仕事をしている」と称賛。今季通算20ゴールの興梠は第31節終了時点で得点ランキングトップに立っている。19ゴールでFW小林悠(川崎F)と並んで2位タイのFW杉本健勇(C大阪)とともに「杉本も興梠もJリーグで今、最も良いアタッカーだ」とし、「興梠のパフォーマンスは本当に興味深い。守備に戻ることもやっている」と攻守両面で評価した。

 浦和は欧州遠征後の11月18日に10年ぶりのアジア制覇を懸けたACL決勝第1戦・アルヒラル戦(リヤド)を控えている。14日のベルギー戦からは中3日での試合となるが、「浦和さんのほうともいろいろ話をしている」というハリルホジッチ監督は「どういうディスカッションをしているかの詳細は控えたい。ただ、頭では浦和さんのことはしっかり配慮している。いろいろなことも考えている」と述べた。

「日本のことを考えると、浦和のこのファイナルは絶対に大事だ。みんなが浦和のことを応援している。浦和の背後に日本という国が隠れていると思っている。もちろん浦和の選手も呼ぶが、移動距離は今回、そこまで激しくないと思っている。そこは理解してもらいたい」

 代表チームはベルギー戦翌日の15日に現地を出発し、日本時間16日早朝に帰国予定だが、浦和勢は帰国せず、欧州からサウジアラビアへ直行する可能性が高い。日本とサウジアラビアの時差は6時間だが、ベルギーとサウジアラビアは2時間。浦和の選手は優先的に10日のブラジル戦で起用し、ベルギー戦では時間を限定するなどの“配慮”もありそうだ。

(取材・文 西山紘平)
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