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冷静沈着な仕事人、浦和内定・明治大MF柴戸海の流儀は「一喜一憂しない」

ゲキサカ / 2017年11月15日 12時30分

――浦和はACLで決勝進出を果たしました。
「ACLの決勝は行かせてもらう予定です。ACLでの戦いを見て、今の自分がこの舞台に立って、堂々とプレーできるか考えたとき、全然足りないと感じました。まだまだという焦りもありますが、来年以降にそこに立っている姿を想像したときの楽しみも、今はそれぞれ半々位あります」

「それでも、もっともっとやらなければいけないですし、まだ全然足りないと思うので。早く進路が決まったからこそ、常にプロを意識する部分はありましたし、準備する期間も長かったので。大学サッカーも残りわずかですが、やれる事はいっぱいあるかなと思います」

――リーグ戦も今季はラスト1試合、インカレを含めても大学サッカーで過ごす時間は1か月半ほどになります。
「リーグも残りわずか。インカレを含めても、他のチームとできる試合の数も限られてきます。あっという間という感じですね。今までは来年もあるという気持ちもありましたし、1試合1試合にかける思いはありましたけど、4年生になってからの1試合1試合の重みは全く違います。特にリーグ残りわずかとなった今、1試合の重みや大切さは改めて感じますね」

――ユニバ代表選手たちから“潰し屋”“クラッシャー”と言われ、ポーカーフェイスのイメージが強いかと。意識的に表情に出さないようにしている部分があるのでしょうか?
「両方のパターンがあって、顔に出さないようにしている時と夢中で考えられないくらいの状況でプレーしている時とがあります」

「“一喜一憂しない”というのは、高校時代に教わったことで。試合中やミーティングで言われてきたので、どういうことなんだろうと、高校の時から自分なりに考えてやっていました。やっぱりサッカーなので、点を取ったときなど、感情を出したほうがいい時もあると思うんですけど、守備のときにはできるだけ“一喜一憂しない”というか、顔には出さないようにと心がけてきました」

「ボールを取りに行っても、もちろん取れない時も取れる時もある。そこでいちいち反応していたら、次のプレーに遅れたりして、もっとひどい状況が生まれてしまう。それにボールを取れたとしても、その後に次に繋げなければいけないですし、ボールを取って満足していては、次に繋げられない。取って終わりなのではなく、取れなかったら終わりではなく、そのプレーがどうだったかというのは、試合が終わった時に考えればいいと思うので」

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