ミランがEL決勝T進出決定!大量5得点で快勝し、1戦残して首位通過決める

ミランが決勝トーナメント進出を決めた

[11.23 ELグループリーグ第5節 ミラン5-1オーストリア・ウィーン]

　ヨーロッパ・リーグ(EL)は23日、グループリーグ第5節を行った。グループDではミラン(イタリア)がホームでオーストリア・ウィーン(オーストリア)と対戦。ミランが5―1で勝利した。勝ち点3を積み重ねたミランはグループリーグを3勝2分として、1試合を残して決勝トーナメント進出を決めた。

　18日のセリエA第13節・ナポリ戦(1-2)を落としたミランは先発を6人変更。DFクリスティアン・サパタ、MFハカン・チャルハノール、MFルーカス・ビリア、DFリカルド・ロドリゲス、FWアンドレ・シウバ、FWパトリック・クトローネがそれぞれ先発に並び、3-5-2の布陣を敷いた。

　先制したのはオーストリア・ウィーン。前半21分、FWクリストフ・モンシャインが最終ラインを突破すると、GKジャンルイジ・ドンナルンマをかわして無人のゴールにシュートする。ミランはDFレオナルド・ボヌッチがブロックに入るがクリアできず、ボールはそのままゴールに吸い込まれた。

　しかし失点後、ミランの得点力が爆発する。前半27分、FWファビオ・ボリーニの右サイドのクロスをA・シウバが頭でそらして、ファーサイドのR・ロドリゲスがワントラップから左足シュートを決めて同点。同36分には、PA手前左からR・ロドリゲスが放ったFKを、PA内のA・シウバが器用にトラップして押し込み、2-1と逆転に成功する。

　ミランは前半42分にも、左サイドのR・ロドリゲスのクロスからA・シウバ、ボリーニとつないだボールを、クトローネが最後に頭で叩き込んで3点目。リードを2点に広げて、前半を3-1で折り返す。

　後半に入ってもミランの攻撃は止まらない。後半25分、チャルハノールからパスを受けたA・シウバが、PA右で振り向きざまに右足シュート。ボールは相手DFの股を抜けてゴール左に吸い込まれ、A・シウバがこの試合2ゴール目を決める。後半アディショナルタイム3分過ぎにはクトローネがGKとの1対1を冷静にかわして、この試合2ゴール目となるダメ押しの5点目を決めて試合終了となった。

　怒涛の攻撃で大量5得点を決めたミランが、5-1で勝利。同組のAEKアテネとリエカの試合が2-2で終わったため、ミランは最終節を残して、2位・AEKアテネと勝ち点4差をつけてグループリーグの首位通過を決めた。
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