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日本代表メンバー発表 ハリルホジッチ監督会見要旨

ゲキサカ / 2017年11月29日 20時2分

 そして金崎が復帰している。鹿島の他の選手たちも含め、いいシーズン、いい戦いを見せ、優勝に迫っている。前線でたくさん動く選手だ。他の選手たちと比較すると、めずらしくパワーがあり、アグレッシブにプレーする。代表ではゼンターフォワード、中央でプレーすることを求めている。彼の場合は最後のフィニッシュのクオリティーをさらに上げてもらいたいと思っている。たくさん動くので、最後のシュートのところで少し疲れているのかなとも思う。

 以上の23人を今大会に招集した。どの選手を招集するのかいろいろ悩んだが、この代表で何が必要なのか、何が足りないのかというところも考えながらリストを作成した。招集できない状況の選手たち以外ではベストメンバーだと思える構成にした。意欲と決断力を持って良い大会にしたいと思っている」

―金崎は以前、クラブで監督と衝突し、ハリルホジッチ監督も厳しい言葉を口にしていたが。
「金崎の場合はクラブでの不適切な行動は過去にあった。もちろん代表監督としても、そこはあまり評価できない部分だ。しかし、それも過去のことであり、私も忘れている。今現在、文句のつけようのないパフォーマンスを見せているから招集した。前も招集しなかったのはクラブの監督との衝突があったからという理由ではない。杉本、興梠、小林などと彼はポジション争いをしているが、他の選手たちのほうがより多くの点を取っているということ。もちろんそういった行動は良くないということは彼自身とも話している。しかし、そういったところも許しながら、前進し続けないといけない。優勝する可能性のあるチームでいいパフォーマンスを見せているということで招集した。相手とのデュエルでアグレッシブに行けるめずらしいタイプの選手だ。私は杉本も小林も興梠も、(金崎)夢生のようなアグレッシブさを身につけてもらいたいと思っている」

―代表として何が必要で、何が足りないのかという部分について説明してほしい。
「代表に何が足りないのかということでは、前線でも中盤でもディフェンスでも足りないものはある。ディフェンスに足りないもの、中盤に足りないもの、前線に足りないもの。ブラジル戦、ベルギー戦の2つのテストでそこははっきり見られた。分析すれば、たくさんのものが見られる。すべての面で、すべてのポジションで改善は必要だ。来年のW杯に向けての6か月間は非常に重要な期間。精神面、メンタル面、そういったところでもこの2試合でたくさんのフィードバックを得ることができた。W杯を戦うとき、弱点があれば、それが試合で出てしまう。だから我々も改善しないといけない。例えばアグレッシブさが足りない場面もある。それは前線でも最終ラインでも同じ。コミュニケーションも改善しないといけない。メンタル面ではより自信を持ってプレーしてもらいたいと思っている。

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