『SEVENDAYS FOOTBALLDAY』: “まだまだ”のキャプテン(前橋育英高・田部井涼)
ゲキサカ / 2018年1月12日 7時5分
「このチームにはもうないですね。日本一を獲れましたし、本当に自分が厳しいことを言っても付いてきてくれたので、仲間に感謝しかないです」。答えは思った通りだった。ただ、「けど、個人的にはもちろんあります。“まだまだ”って気持ちは。全然ありますね」と言葉は続く。「プレーでもセカンドを拾う所で、『菊地泰智には絶対拾わせたくねえ』って思ったんですけど、何回か拾われてましたし、そういう所からも“まだまだ”というのはもちろんありますね。自分はあまりサッカーが上手いタイプではないので、向上心というか、“まだまだ”という気持ちが、ここまで自分を成長させてくれた一番の大きな要因かなと思います」。納得した。改めて感心した。
『まだ』を広辞苑で調べると、「もっと。さらに」という意味の他に、「この時期にあることが実現していない意を表す」とも記されている。きっと田部井涼の“まだまだ”は自ら話していた通り、サッカーをやめる日が来るまで、あるいはサッカーをやめた後でも、決して消えることはなさそうだ。そして、今を“まだまだ”と願うその心は、彼が田部井涼であり続ける最大の理由でもある。
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SEVENDAYS FOOTBALLDAY by 土屋雅史
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