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「彼女はいないけど…」鈴木雄斗が川崎Fからもらった「素敵な」クリスマスプレゼント

ゲキサカ / 2018年1月21日 22時48分

山形から川崎Fに加入したMF鈴木雄斗

 新加入選手7人の挨拶で最も雄弁に語り、だれよりも多くの笑いと拍手を誘った。山形から完全移籍で川崎フロンターレに加入したMF鈴木雄斗は21日の新体制発表会見で「少し緊張しています」と口を開くと、まずは「ユウトかぶり問題」に言及した。

 川崎Fには同じ「ユウト」という名前のDF武岡優斗がいたため、なかなか呼び名が定まらなかったそうだが、「監督、コーチをはじめ、みんなが悩んでくださって、ある日の練習前に『ここで区切りをつけよう』となった」と明かし、「なんと『ラルフ』になりました」と発表した。

 タレントのパパイヤ鈴木にちなみ、「あだ名は『パパイヤ』とかいろいろ飛び交っていた」というが、最終的には日本テレビアナウンサーでオーストリア人の母を持つハーフのラルフ鈴木から取られた愛称に決まった。

「僕の顔は日本人なので、名前先行じゃないかなと思ったけど、徐々にラルフも浸透してきたので、みなさんも気軽に『ラルフ』とも『鈴木』とも呼んでください」とサポーターに呼びかけた。

 “つかみはOK”とばかりにさらに挨拶にも熱が帯びる。完全移籍の発表は今月7日だったが、「フロンターレから話をもらったのが12月24日ぐらいで、なんて素敵なクリスマスプレゼントなんだと思った」と告白。神奈川県横浜市出身の鈴木は「実は電話が来たとき、二俣川に免許更新に来ていた」と、横浜市にある「二俣川免許センター」で免許更新のための講習を受けていたという。

「講習どころではなく、ずっと手が震えていたけど、すごくうれしい24日を過ごせた。彼女はいないんですけど、こんなクリスマスなら本当に幸せだなと思った」。プライベートで彼女がいないことまでさらけ出し、サポーターから拍手喝采を浴びると、ようやく最後に「サッカーの話をすると……」と切り出した。

 大分、柏の下部組織でプレーし、高校時代は横浜FMユースに所属したが、トップチーム昇格は果たせず、12年に水戸に入団した。16年からは山形でプレーし、ここまでJ2通算139試合出場18得点。「水戸でキャリアをスタートさせて、山形、そして今、川崎に来ることができた。プロ7年目になるけど、6年間は“絶対にJ1で活躍する”と毎日強く思ってサッカーをしてきた」。初のJ1挑戦は昨季のチャンピオンチーム。「ちょっと時間はかかったけど、やっとJ1に来ることができた。ここがスタートライン。フロンターレはすごい選手が多いけど、絶対に試合に出て活躍するという気持ちを持ってやっていきたい」と力強く抱負を語った。

(取材・文 西山紘平)
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